「他社の記事LPで成果が出ているらしい。うちも同じように作れば売れるはず」——そう考えて成功事例を集め始めたものの、いざ真似しようとすると「どこまで真似ていいのか」「この体験談の見せ方は法律的に大丈夫なのか」で手が止まってしまう。記事LP(記事型ランディングページ)の事例収集でつまずくのは、たいていこの2点です。

成果の出ている記事LPには、業種を問わず共通する「勝ちパターン」があります。ただし、その勝ちパターンは表面のデザインを真似ても再現できません。再現できるのは、読者の心理に沿った「型(構造)」のほうです。そしてもう一つ見落とされがちなのが、他社事例を真似るときにステマ規制・薬機法・景品表示法(景表法)で違法になりやすいポイントが存在すること。この記事では、成功事例から抽出した勝ちパターン5つの型と、業種別の構成パターン、そして「合法的に真似る」ための実務ポイントまでを、Web担当者・LP発注を検討中の事業主向けにまとめました。

この記事でわかること
  • 成功事例に共通する記事LPの勝ちパターン5つの型と、再現できる「構造」の捉え方
  • 健康食品・化粧品・金融など業種別の記事LP構成パターン例
  • 他社事例を真似るときに違法になりやすい4つのポイントと回避策、スワイプ型LPとの2段構え活用
無料資料ダウンロード
導入事例3つのアイキャッチ

スワイプ型LP導入事例資料 3選|店舗からBtoB、高単価商材のクリエイティブ事例まで

\スワイプ型LPの12個の成功事例がすぐにわかる/
資料ダウンロード
簡単1分でお申し込み

目次

記事LPの勝ちパターンとは?成功事例から見える共通の型

マケ子

勝ちパターンとは、成果の出る記事LPに共通する読者心理に沿った「型」のこと。デザインより構造を真似るのが正解です!

記事LPの勝ちパターンとは、成果を上げている記事LPに業種を問わず共通して見られる「読者の心理に沿った情報設計の型」を指します。個別のキャッチコピーや配色は商材ごとに違っても、「どの順番で・何を語れば読者が動くか」という骨格は驚くほど共通しています。この骨格を「型」として捉えることで、自社の商材にも再現できるようになります。

記事LPとは(このページを読む前提)

記事LPとは、コラムやニュース記事のような読み物の体裁を取りながら、読み進めるうちに商品・サービスへの興味を高め、最終的にコンバージョン(CV:購入・申し込み・問い合わせなどの成果)へ導く広告用のページです。いきなり売り込む通常のLPと違い、「まず読ませてから売る」設計思想を持つのが特徴で、警戒心の強い潜在層への訴求に強みがあります。記事LPの定義・通常LPとの違い・作り方の全体像は、下記の記事で体系的に解説しています。

成果が出る記事LPに共通する4つの条件

成果を上げている記事LPを数多く見てきた経験からいえるのは、勝っているページには次の4条件がそろっているということです。個別のテクニックよりも、この土台があるかどうかが成否を分けます。

  • ターゲットと訴求軸が1つに絞られている:「誰の・どの悩みに・何を約束するか」が1本に定まっています。訴求軸が散らばった記事LPは、メッセージがぼやけて誰の心にも刺さりません。
  • 読者心理の順番に沿って情報が並んでいる:「気づき→納得→安心→行動」という心理段階を崩さず設計されています。共感の前に商品を出す、原因説明を飛ばして効果だけ強調する、といった順番の乱れが離脱を生みます。
  • 信頼の裏づけ(社会証明)が適切に置かれている:利用者数・専門家の解説・口コミなどが、CTA(Call to Action:行動喚起)の直前など効果的な位置に配置されています。ただし後述のとおり、この裏づけの見せ方は法規制の事故が最も起きやすい箇所でもあります。
  • 公開後もA/Bテストで改善され続けている:初稿のまま放置されず、ファーストビューやCTA文言を検証し続けています。勝ちパターンは「当てる」ものではなく「見つけて磨く」ものです。

なぜ「型」で捉えると再現できるのか

他社の成功事例を真似ようとして失敗する典型が、デザインや文言をそのままコピーしてしまうことです。表面の見た目は、その商材・そのターゲットに最適化された結果にすぎず、自社商材にそのまま当てはめても機能しません。むしろ他社LPの無断転用は著作権侵害のリスクすらあります。

一方、「悩み共感から入る」「原因を解説してから解決策を出す」といった構造(型)は、商材が違っても通用する普遍的なフレームワークです。だからこそ、成功事例からは「型」を抽出し、中身は自社商材で作り直すのが、合法かつ再現性の高い真似方になります。次章では、その型を5つに整理します。

記事LPの勝ちパターン【5つの型】

マケ子

勝ちパターンは①悩み共感②ストーリー③権威解説④比較検証⑤社会証明の5型。商材と読者の温度で選びます!

成功事例を構造で分解すると、記事LPの勝ちパターンは大きく5つの型に整理できます。ここで紹介するのは特定企業の事例そのものではなく、多くの成果ページに共通して見られる「再現可能な型」です。自社商材がどの型に合うかを見極めることが、勝ちパターン活用の第一歩になります。

勝ちパターン対応マップ

①悩み共感型(問題提起→共感で潜在層を引き込む)

悩み共感型は、ターゲットが抱える悩みや不満を冒頭で言語化し、「これは自分のことだ」と感じてもらってから解決へ導く型です。「毎朝の肌のくすみ、年齢のせいだと諦めていませんか」のように、読者の状況を具体的に描写して続きを読む動機をつくります。まだ課題を明確に自覚していない潜在層を引き込むのに最も強く、健康食品・化粧品・美容サービスなど「悩みが起点になる商材」と相性がよい型です。注意点は、共感を煽りすぎて不安を過剰にあおる表現に寄せると、景表法や薬機法のリスクに近づくこと。あくまで事実に基づく共感にとどめます。

②ストーリー・体験談型

ストーリー・体験談型は、開発者の想いや利用者の変化を物語として描き、感情移入させながら商品価値を伝える型です。「なぜこの商品が生まれたのか」という開発ストーリーや、利用者が課題を乗り越えていく流れは、機能の羅列よりも記憶に残りやすく、共感を通じた信頼につながります。ただし体験談は、記事LPの中で最も法規制の事故が起きやすいパートです。効果効能を断定する体験談は薬機法に、事業者が用意・依頼した体験談を自然発生の声のように見せる行為はステマ規制に触れるおそれがあります。合法的な見せ方は本記事の法規制セクションで詳しく扱います。

③権威・専門家解説型

権威・専門家解説型は、専門家・研究データ・公的な基準などを引用し、論理と権威づけで納得を積み上げる型です。医師・研究者・有資格者の解説や、公的機関のデータを根拠に据えることで、読者の「本当に効くの?」という疑問に答えます。金融・保険・学習・医療周辺など、専門性が購入の前提になる商材で効果を発揮します。注意点は、権威づけの根拠が実在し、引用が正確であること。監修者名や肩書き、データの出所を明示できない権威づけは、かえって優良誤認(景表法)や信頼失墜のリスクになります。

④比較・検証型

比較・検証型は、複数の選択肢や使用前後を比較・検証して見せ、読者自身に「これが良い」と判断させる型です。他商品との比較、成分・スペックの検証、使用シーンの実演などが該当します。すでに複数の候補を検討している準顕在層に強く、「どれを選ぶべきか」で悩む読者の意思決定を後押しします。注意点は2つ。他社を名指しで不当に貶める比較は法的・倫理的リスクがあり、ビフォーアフターの見せ方は化粧品等で表現制限があります。客観的な根拠に基づく公正な比較にとどめることが前提です。

⑤社会証明(UGC・口コミ)型

社会証明型は、利用者の声・レビュー・SNS投稿(UGC:ユーザー生成コンテンツ)・利用実績数などを提示し、「多くの人が選んでいる/満足している」という安心感で背中を押す型です。人は他者の選択を判断材料にするため、質の高い社会証明はCVRを大きく動かします。健康食品・化粧品・EC全般で広く効きます。ただし社会証明型は、ステマ規制と最も密接に関わる型です。事業者が用意・依頼した口コミには「広告」であることの明示が必要で、サクラレビューややらせ評価は明確な違反であり、絶対に用いてはいけません。合法的なUGC活用の条件は法規制セクションで解説します。

ポイント

5つの型は排他ではなく、組み合わせて使うのが実務の基本です。たとえば「①悩み共感型で潜在層を引き込み→③権威・専門家解説型で納得させ→⑤社会証明型で背中を押す」という重ね方が典型です。自社商材の読者が「感情で動くか・論理で納得するか」「悩み起点か・比較検討起点か」を見極めて、主軸となる型を1つ決めてから他の型を補助的に重ねると、メッセージがぶれません。

業種別・記事LPの構成パターン例

マケ子

業種ごとに効きやすい型と構成の骨子は違います。健康食品は悩み共感、金融は権威・比較が基本形です!

業界別に見る 記事LPの事例パターン

勝ちパターンの5つの型は、業種によって「効きやすい組み合わせ」と「入り口の作り方」が変わります。ここでは代表的な業種ごとに、記事LPの構成パターン例(骨子)を示します。実在の企業名を紐づけた事例ではなく、その業種で成果が出やすい型の組み立て方として参考にしてください。

健康食品・サプリ(悩み共感→原因解説→成分の納得)

健康食品・サプリは、悩みを起点にする潜在層が多いため「①悩み共感型」を主軸に組み立てるのが基本です。「最近疲れが抜けない」といった悩みへの共感から入り、「なぜその悩みが起きるのか」という原因を解説し、その原因に対して成分がどう働くかを「③権威・専門家解説型」で納得させる流れが王道です。最後に「⑤社会証明型」で利用者の声を添えて後押しします。ただし健康食品は薬機法の制約が最も強い領域で、身体の構造・機能への効果は原則として標ぼうできません(機能性表示食品・特定保健用食品など届出・許可のある制度を除く)。「治る」「改善する」といった医薬品的な断定は避ける前提で構成します。

化粧品・美容(体験談の合法的な見せ方が要)

化粧品・美容は、変化への期待が購買動機になるため「②ストーリー・体験談型」と「④比較・検証型」が効きやすい領域です。使用者の体験ストーリーや、使用シーンの検証で「自分にも合いそう」と感じてもらう構成が中心になります。ここで最重要なのが、体験談とビフォーアフターの見せ方です。化粧品・医薬部外品・健康食品では認められた表現の範囲が区分ごとに異なり、効果を保証・断定する体験談やビフォーアフター画像は薬機法・景表法の観点で制限を受けます。個別商材の該当区分(化粧品/医薬部外品/健康食品)と表現可否は、薬事の専門家にご確認ください。合法的な見せ方は次章のチェックリストで具体化します。

金融・保険・学習(権威・比較型で信頼を積む)

金融・保険・学習・資格サービスは、専門性が高く検討期間も長いため「③権威・専門家解説型」と「④比較・検証型」が主軸になります。制度・仕組みを専門家が正確に解説し、複数プランや他手段との比較で「なぜこれが自分に合うか」を論理的に納得させる構成です。感情訴求よりも、根拠・実績・比較の透明性が信頼を左右します。誇大な利回り表示や、根拠のない「業界No.1」表示は優良誤認(景表法)のリスクが高いため、客観的な根拠を明示できる範囲で訴求します。

各業種で効きやすい型の対応表

業種と勝ちパターンの相性を、主軸となる型を中心に整理すると次のとおりです。あくまで出発点の目安であり、実際は自社のターゲットと訴求軸に合わせて調整します。

業種主軸となる型補助的に重ねる型最も注意すべき法規制
健康食品・サプリ①悩み共感型③権威・専門家解説型/⑤社会証明型薬機法(効果効能の断定)
化粧品・美容②ストーリー・体験談型④比較・検証型/⑤社会証明型薬機法・景表法(体験談・ビフォーアフター)
金融・保険③権威・専門家解説型④比較・検証型景表法(利回り・No.1表示)
学習・資格③権威・専門家解説型④比較・検証型/②ストーリー型景表法(合格実績・打消し表示)
EC・D2C単品通販⑤社会証明型①悩み共感型/④比較・検証型ステマ規制・景表法(口コミ・二重価格)

他社の成功事例を「真似る」ときに違法になりやすいポイント

マケ子

事例模倣で事故りやすいのは体験談の盛り・ビフォーアフター・打消し表示・広告表記漏れの4点。真似る前に必ず確認を!

違法を避ける 真似してよい範囲を分ける

記事LPの成功事例を真似るとき、最も見落とされやすいのが「その事例の表現が、自社商材でも合法とは限らない」という点です。記事LPは「記事のように見せる」形式であるがゆえに、他のLPよりステマ規制・薬機法・景表法に触れやすい構造的なリスクを抱えています。ここでは、事例を模倣するときに違法になりやすい4つのポイントに絞って、回避策とセルフチェックを示します。

法規制の全体像(各法の趣旨や記事LP全般の対策)は、記事LPの基礎を解説した別記事にまとめる予定です。本セクションは「事例を真似る」という文脈での違反回避に絞って扱います。

なお、本セクションは一次情報(消費者庁の公表資料など)を基準に記述していますが、個別の表現が法に触れるかどうかの最終判断は、商材・文脈によって変わります。重要な判断は、必ず消費者庁の最新情報および弁護士・薬事の専門家に確認してください。本記事は法的助言を提供するものではありません。

①体験談の「盛り」(効果効能の断定・薬機法)

成果を出している記事LPの体験談が印象的だと、つい同じトーンで「これを飲んだら○○が治った」「使ったらシミが消えた」と書きたくなります。しかし薬機法(医薬品医療機器等法)は、化粧品・健康食品・医薬部外品などの効果・効能について、認められた範囲を超える表現を禁じています。体験談であっても、全体として医薬品的な効果効能を暗示・断定すれば規制対象になり得ます。

  • 回避策:体験談で効果を保証・断定する表現を避け、化粧品・食品として認められた範囲内の表現に収めます。健康食品は原則として身体の構造・機能への効果を標ぼうできません。他社事例の体験談トーンをそのまま真似ず、自社商材の区分で許容される表現に必ず翻訳し直します。

②ビフォーアフター表現(薬機法・景表法)

使用前後を並べたビフォーアフター画像は「④比較・検証型」で強力ですが、化粧品等の広告表現には制限があります。実際以上に効果があるかのように見せれば優良誤認(景表法)に、認められない効果を暗示すれば薬機法に触れるおそれがあります。他社が使っているからと同じ見せ方を安易に真似るのは危険です。

  • 回避策:ビフォーアフターを使う場合は、該当区分で許容される表現かを事前に確認し、加工・演出で実際より優れて見せないようにします。個別商材の該当区分と表現可否は、薬事の専門家にご確認ください。

③打消し表示の視認性(景表法)

「効果には個人差があります」「※一部条件あり」といった打消し表示(強調表示の例外・条件を補う注釈)は、強調表示と一体として適切に認識される必要があります。消費者庁は、打消し表示が強調表示と一体として認識されるよう、視認性(文字の大きさ・強調表示との近接性など)を確保すべきとの考え方を示しています。成功事例の強調コピーだけを真似て、注釈を小さく末尾に置くと、全体として誤認を招くおそれがあります。

  • 回避策:強調表示のすぐ近くに、一般消費者が無理なく認識できる大きさ・配置で打消し表示を記載し、強調表示だけが目立って注釈が埋もれる状態を避けます。打消し表示の個別の適否は、消費者庁の最新の運用基準や専門家にご確認ください。

④「広告」表記漏れ・口コミの自作自演(ステマ規制・2023年10月)

ステルスマーケティング規制(ステマ規制)は、景品表示法の指定告示として2023年(令和5年)10月1日に施行されました。消費者庁によれば、規制対象となるのは「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」、つまり広告であるにもかかわらず広告であることを隠す表示です。重要なのは、規制対象者が「商品・サービスを供給する事業者(広告主)」である点で、依頼を受けたインフルエンサー等の第三者ではなく広告主自身が責任を問われます。記事LPは事業者が用意する広告ページそのものであり、まさにこの規制の中心に位置します。

  • 回避策:記事風で広告と分かりにくい記事LPには、ページの目立つ位置に「広告」「PR」「プロモーション」などの表記を明示します(小さく末尾に置くだけでは判別困難と判断されるおそれがあります)。利用者の声・口コミを事業者が用意・依頼して掲載する場合は「事業者の表示」として明示が必要です。成功事例のUGC活用を真似る際は、口コミの調達方法とステマ表記の有無を必ずセットで確認します。サクラレビューややらせ評価は明確な違反であり、絶対に用いてはいけません。アフィリエイト経由の記事LPも表記義務を満たすか確認します。個別のアフィリエイト形態の該当性は、消費者庁の最新の運用基準や専門家にご確認ください。

事例を真似る前のセルフチェックリスト

他社の成功事例を自社商材に落とし込む前に、最低限これだけは確認したいセルフチェックです。1つでも「いいえ」があれば、真似る前に見直してください。

  • □ 参考にする体験談を、自社商材の区分で認められる表現の範囲に翻訳し直したか(薬機法)
  • □ ビフォーアフターを使う場合、該当区分で許容される表現か確認したか(薬機法・景表法)
  • □ 打消し表示(※注釈)を、強調表示と同等に視認できる大きさ・位置に置いたか(景表法)
  • □ 「No.1」「最大級」などの表示に、明示できる客観的根拠を用意したか(景表法)
  • □ ページの目立つ位置に「広告」「PR」の表記があり、広告と一目で分かるか(ステマ規制)
  • □ 事業者が用意・依頼した口コミ・体験談に、広告であることの明示があるか(ステマ規制)
  • □ 他社LPのデザイン・文言をそのまま転用していないか(著作権)

記事LP×スワイプ型LPのハイブリッド勝ちパターン

マケ子

記事LPで教育しスワイプ型LPで刈り取る2段構えは、競合が手薄な独自の勝ちパターンです!

自社LPに落とす 勝ちパターンの転用手順

記事LPの事例を探すと、多くは「1枚の記事LPをどう作るか」の話に終始します。しかし実務で効果を上げている勝ちパターンの一つに、記事LPとスワイプ型LPを組み合わせる「2段構え」があります。近年スマートフォン閲覧に最適化された縦スワイプ操作のLP形式が普及しており、記事LPの「じっくり読ませる」強みと、スワイプ型LPの「直感的に体験させる」強みを掛け合わせると、単体では届かない層まで刈り取れます。スワイプ型LPの定義・仕組みそのものは専用の解説記事にまとめています。

記事LP→スワイプ型LPへ遷移させる2段構え

1つ目のパターンは、記事LPで潜在層を教育してから、CVの最終ステップをスワイプ型LPに担わせる設計です。記事LPで「なぜこの商品が必要か」を丁寧に納得させ、購買意欲が高まった読者を、テンポよく操作できるスワイプ型LPへ遷移させて申し込みまで一気に運びます。長い記事LPの末尾で離脱しがちな読者を、軽快なスワイプ体験で取りこぼさないのが狙いです。

スワイプ型LPで教育→記事LPで刈り取るパターン

逆に、SNS広告からまずスワイプ型LPで直感的に興味を引き、「もっと詳しく知りたい」という層を記事LPへ送客して深く納得させてからCVさせる設計もあります。スワイプ型LPは1画面1メッセージで感情に訴えるのが得意なため入り口として離脱を抑えやすく、そこで温まった準顕在層を、情報量の多い記事LPで論理的に後押しして刈り取ります。どちらを前段にするかは、商材の検討期間と、読者が「感情で動くか・論理で納得するか」で決めます。

どの商材でハイブリッドが効くか

ハイブリッドが効きやすいのは、検討にある程度の情報が必要でありながら、SNS経由の潜在層も取り込みたい商材です。健康食品・化粧品・D2C単品通販のように、悩み共感で入り口を広げつつ成分や実績で納得を積む必要がある商材は、2段構えの相性がよい代表例です。逆に、価格だけで選ばれる定番品や、説明不要の低単価商材では、1形式で完結させたほうが効率的です。スワイプ型LP単体の成果データや業種別の使い分けは、事例記事とノーコード制作記事で詳しく解説しています。

私たちGMOトライハッチのLP制作・改善支援でも、記事LPとスワイプ型LPを役割分担させる設計は、単体運用より取りこぼしを減らせる有効な打ち手として提案しています。

記事LPの成功事例を自社で再現する進め方

マケ子

勝ちパターンは「型を自社商材に当てはめ→A/Bテストで検証→改善」の順で再現します。内製か外注かは構成力とスピードで判断です!

勝ちパターンの型と法規制のポイントを押さえたら、次は自社商材への落とし込みです。成功事例を「そのまま真似る」のではなく、「型を借りて中身を作り直し、データで磨く」——この進め方が、再現性の高い記事LP運用の要になります。

型を自社商材に当てはめる手順

まず、自社商材のターゲットと訴求軸を1つに絞り込みます。次に、その読者が「感情で動くか・論理で納得するか」「悩み起点か・比較検討起点か」を見極め、5つの型から主軸を1つ選びます。そのうえで「気づき(問題提起)→納得(原因の理解)→安心(社会証明・権威)→行動(CTA)」の心理段階に沿って、各パートの中身を自社商材の言葉で作り直します。この段階で、参考にした事例の表現をそのまま持ち込まず、自社商材の区分で許容される表現に翻訳し直すことを忘れないでください。構成の段階で法規制リスク(効果効能の断定・体験談・打消し表示・広告表記)を洗い出しておくと、後の修正工数を大幅に減らせます。

A/Bテストで勝ちパターンを見つける

型はあくまで出発点で、自社にとっての勝ちパターンは公開後のA/Bテストで見つけます。ファーストビューの見出し、CTAの文言、社会証明の見せ方などを比較検証し、完読率・CTAクリック率・CVR(コンバージョン率)を計測して改善を重ねます。1回で当てようとせず、仮説と検証を回して勝ちパターンを積み上げる姿勢が成果を分けます。何をどう計測し改善するかは、CVR改善の実務を解説した記事も参考になります。

内製と外注の判断

記事LPを内製するか外注するかは、「構成力・ライティング力があるか」「改善に回すスピードと工数を確保できるか」「法規制のチェック体制があるか」で判断します。社内に構成設計・ライティングのノウハウがあり、A/Bテストを継続でき、薬機法・景表法・ステマ規制のチェックができる体制があれば内製も可能です。一方、法規制チェックや成果につながる構成設計に不安がある、あるいはスピードを優先したい場合は、実績のある制作会社への外注が安全です。特に事例を真似る際の合法性判断は、経験の差が出やすい部分です。

私たちGMOトライハッチでは、LP制作からCVR改善、スワイプ型LPツール「SwipeKit byGMO」の提供まで、記事LP・各種LPの成果最大化を一貫して支援しています。勝ちパターンの型を自社商材に当てはめる設計段階から、法規制リスクの洗い出し、公開後のA/Bテスト改善までを伴走できるのが強みです。スワイプ型LPの制作手順そのものは、ノーコードでの作り方をまとめた記事でも確認できます。

まとめ:勝ちパターンは「型×合法性×改善」で再現する

マケ子

勝ちパターンの再現は、型を借り・合法性を守り・A/Bテストで磨く。この3点セットが成功事例の正しい真似方です!

記事LPの成功事例に共通する勝ちパターンは、悩み共感型・ストーリー体験談型・権威解説型・比較検証型・社会証明型の5つの型に整理できます。ただし、真似るべきは表面のデザインや文言ではなく、読者心理に沿った「型(構造)」のほうです。デザインの転用は著作権リスクを伴い、他社の表現をそのまま持ち込むと、自社商材ではステマ規制・薬機法・景表法に触れるおそれがあります。

成功事例を正しく真似るコツは、「型を借りる×合法性を守る×A/Bテストで磨く」の3点セットにあります。体験談の盛り・ビフォーアフター・打消し表示・広告表記漏れの4ポイントをチェックリストで確認し、自社商材の区分で許容される表現に翻訳し直したうえで、公開後のデータで勝ちパターンを見つけていく——これが遠回りのようで最短の再現ルートです。記事LPとスワイプ型LPの2段構えも視野に入れながら、自社に合う勝ちパターンを組み立ててください。

本記事のまとめ
  • 記事LPの勝ちパターンは5つの型(①悩み共感②ストーリー・体験談③権威・専門家解説④比較・検証⑤社会証明)。真似るのはデザインでなく読者心理に沿った「型」
  • 業種で効きやすい型は異なる(健康食品=悩み共感、金融=権威・比較など)。事例を真似るときは体験談・ビフォーアフター・打消し表示・広告表記漏れの4点で違法リスクを確認する
  • 勝ちパターンの再現は「型×合法性×A/Bテスト改善」の3点セット。記事LP→スワイプ型LPの2段構えも有効な打ち手
無料資料ダウンロード
導入事例3つのアイキャッチ

スワイプ型LP導入事例資料 3選|店舗からBtoB、高単価商材のクリエイティブ事例まで

\スワイプ型LPの12個の成功事例がすぐにわかる/
資料ダウンロード
簡単1分でお申し込み

Q
記事LPの勝ちパターンで一番効くのはどの型ですか?
A
マケ子

「一番効く型」は商材と読者の温度によって変わるため、1つに断定できません。

悩みが起点になる健康食品・化粧品は「①悩み共感型」、専門性が購入の前提になる金融・保険・学習は「③権威・専門家解説型」が主軸になりやすいです。実務では主軸を1つ決めたうえで、社会証明型などを補助的に重ねるのが基本です。

Q
他社の成功事例をそのまま真似ても大丈夫ですか?
A
マケ子

デザインや文言をそのまま転用するのは避けてください。

他社LPの無断転用は著作権侵害のリスクがあり、他社の体験談やビフォーアフターの表現を自社商材にそのまま持ち込むと、区分の違いからステマ規制・薬機法・景表法に触れるおそれがあります。真似てよいのは読者心理に沿った「型(構造)」で、中身は自社商材の許容表現に翻訳し直します。

Q
記事LPとスワイプ型LP、どちらの事例を参考にすべきですか?
A
マケ子

商材の検討期間と読者の温度で選び分け、両方を組み合わせる2段構えも有効です。

情報量が多く論理で納得させたい・検討期間が長い商材は記事LPの事例を、直感的に体験させたい・検討期間が短い商材はスワイプ型LPの事例を参考にします。潜在層を記事LPで教育し、CVをスワイプ型LPで刈り取るハイブリッドも、取りこぼしを減らす打ち手として有効です。

Q
成功事例の数値(CPAやCVR)はどこまで信じていいですか?
A
マケ子

前提条件が不明な単独の数値は、鵜呑みにせず参考値として扱うのが安全です。

CPAやCVRは、商材・単価・広告媒体・計測期間・母数によって大きく変わります。同じ施策でも自社で同じ数値が出る保証はありません。他社の数値は「その型が機能し得る」ことの傍証として捉え、自社ではA/Bテストで実測しながら勝ちパターンを見つけてください。