最終更新: 2026年7月/監修: GMOトライハッチ株式会社
LPO対策とは、ランディングページ(LP)を分析・改善して、訪問者がコンバージョン(CV)に至る割合であるCVR(コンバージョン率)を高める施策のことです。広告や検索でLPに人を集めても、そのページで離脱されてしまえば成果にはつながりません。LPO対策は「集めた流入を、いかに取りこぼさず成果に変えるか」を担う、Webマーケティングの最終関門にあたります。
とはいえ、いざLPを改善しようとすると「どの数値を見ればいいのか」「何から手をつければ成果が出るのか」が分かりにくいのが実情です。本記事では、LPOの定義とSEO・EFOとの違いから、対策の手順6ステップ、効果的な施策、改善事例までをピラー記事として体系的に解説します。加えて、==「どの数値が悪ければ、どの施策を打つべきか」を一目で判断できる診断フローチャート==も掲載しました。上長への提案資料づくりから、明日からの実務まで一気通貫で使える内容を目指しています。
- LPO対策の定義と、SEO・EFOとの役割の違いが整理できる
- LPO対策の手順6ステップと、各ステップで見るべき数値が分かる
- 直帰率・CVRなど「数値の症状」から打つべき施策を逆引きできる
LPO対策とは?目的とCVR改善における位置づけ

LPO対策は「集めた流入を取りこぼさず成果に変える」最終関門なんです!
LPO対策とは、ランディングページ(LP)を分析・改善して、訪問者がCV(購入・申し込み・問い合わせなど)に至る割合であるCVRを高める施策です。LPOは「Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)」の略で、対象はあくまで着地ページ1枚に絞られます。
LPO対策の目的を数式で捉えると分かりやすくなります。Webサイトのコンバージョン数は、大まかに「流入数 × CVR」で決まります。流入数を増やすのが広告やSEOの役割だとすれば、LPO対策は後段のCVRを引き上げる役割を担います。つまり、同じ流入数でも、CVRが1%から2%に上がれば成果は単純計算で2倍になるということです。
LPO対策の目的はCVR向上とCPA低減
LPO対策の直接的なゴールはCVRの向上ですが、その効果は広告費の効率にも波及します。CV1件あたりの獲得コストであるCPA(顧客獲得単価)は「広告費 ÷ CV数」で決まるため、広告費が同じでもCVRが上がってCV数が増えれば、CPAは下がります。
たとえば、月50万円の広告費で月100件のCVを獲得している事業者を考えます。LPO対策でCVRが1.5倍になれば、同じ50万円でCVは150件に増え、CPAは5,000円から約3,300円へ下がる計算です。==LPO対策は「広告費を増やさずに成果を伸ばす」打ち手==であり、広告予算の追加が難しい局面ほど費用対効果が高くなります。
流入が成果に変わらない「取りこぼし」を防ぐ
広告運用やSEOに力を入れて流入を増やしても、LPで離脱されてしまえば、かけたコストは成果に変わりません。飲食店の予約LPで「メニューは魅力的なのに予約ボタンが下部に埋もれて押されない」ケースや、BtoBの資料請求LPで「フォーム項目が多すぎて途中離脱される」ケースは、いずれも流入の取りこぼしです。LPO対策は、こうした「あと一歩で成果になったはずの訪問者」を拾い上げる施策だと言えます。
LPO対策とSEO・EFOの違い

SEOは「集客」、LPOは「LPで成果化」、EFOは「フォーム完了」の担当なんです!

LPO・SEO・EFOは、いずれもCV数を増やすための施策ですが、担当する「導線の層」が異なります。この3つを混同すると、本来LPOで解決すべき課題にSEO施策を打ってしまうといったミスマッチが起こります。役割を「流入 → LP → フォーム → 完了」という導線に沿って整理しておきましょう。

| 施策 | 守備範囲 | 主な目的 | 代表的な指標 |
|---|---|---|---|
| SEO | 検索から流入を集める(LPの手前) | 流入数の増加 | 検索順位・オーガニック流入数 |
| LPO | ランディングページ全体 | LPでの離脱を防ぎCVRを高める | 直帰率・CVR |
| EFO | 入力フォーム(LPの一部) | フォーム途中離脱を防ぐ | フォーム完了率・離脱率 |
EFOはLPOの一部という関係
EFO(Entry Form Optimization=入力フォーム最適化)は、LPの中にある入力フォームだけを対象にした施策です。フォームの項目数を減らす、入力エラーをその場で表示する、住所を自動補完するといった改善で、フォームの途中離脱を防ぎます。守備範囲がLPの一部に限定されるため、==EFOはLPO対策の中の一領域==と位置づけられます。フォーム離脱率が高い場合の具体的な打ち手は、後半の診断フローチャートでも扱います。
どれを優先すべきかは「数値の症状」で決まる
SEO・LPO・EFOのどれから着手すべきかは、事業の状況によって変わります。判断の目安は次のとおりです。
- 流入は少ないがCVRは悪くない:まずSEO・広告で流入を増やすのが先。
- 流入は十分あるのに成果が伸びない:LPO対策の出番。LP全体を見直す。
- LPは読まれているのにフォームで落ちる:EFO(フォーム最適化)を優先する。
「流入があるのにCVが伸びない」状態こそ、LPO対策が最も効果を発揮する局面です。
LPO対策が効果を出しやすいケース・始めるタイミング

LPOが効くのは「流入は十分あるのに成果が伸びない」ときなんです!
LPO対策は万能ではなく、効果を出しやすい前提条件があります。最大の前提は「改善判断に足るだけの流入がすでにあること」です。訪問者が少ないLPをいくら改善しても、その良し悪しを統計的に判断できず、A/Bテストも成立しません。逆に、十分な流入があるのに成果が伸びていないLPは、LPO対策の投資対効果が最も高くなります。
LPO対策が向いているケース
以下のような状態にあるLPは、LPO対策で成果が出やすい典型例です。
- 広告費をかけて集客しているのにCVRが低い:流入1件あたりのコストが高いため、CVR改善のインパクトが大きい。
- 特定のページで直帰率・離脱率が突出して高い:ボトルネックが明確で、改善効果を測りやすい。
- A/Bテストが成立する流入量がある:目安として、比較する各パターンで月あたり数百セッション以上の流入があると検証しやすい。
始めるタイミングは「流入が安定してから」
LPO対策を始める適切なタイミングは、広告やSEOで流入が一定量まで安定してからです。LP公開直後で流入が数十件しかない段階では、まず流入を積み上げる方が先決になります。「十分な流入があるのに成果が頭打ち」というサインが出たときが、LPO対策への切り替えどきです。なお、CVRの目安や業界水準の考え方については、別記事で詳しく解説する予定です。
LPO対策の手順【6ステップ】

LPOは「KPI設定→分析→仮説→A/Bテスト→測定→改善継続」の6ステップで進めるんです!

LPO対策は、思いつきでボタンの色を変えるような単発の作業ではなく、仮説検証を回し続けるプロセスです。上位の解説記事でも共通して6ステップ前後の型が使われています。ここでは、あらゆるLPに応用できる汎用的な6ステップを、各ステップで「見るべき数値」とともに整理します。この数値の見立てが、次のセクションの診断フローチャートに直結します。

ステップ1|KPI(目標指標)を設定する
最初に「何をもって改善成功とするか」を数値で定義します。最終ゴールであるCVR(またはCV数・CPA)を主要KPIに据え、それを分解した中間指標(FVの離脱率、CTAクリック率、フォーム完了率など)も補助KPIとして押さえます。ゴールが曖昧なままだと、施策の良し悪しを判断できず改善が迷走します。
ステップ2|現状分析で数値を可視化する
次に、LPの現状を数値で把握します。アクセス解析ツールで直帰率・滞在時間・CVRを確認し、ヒートマップツールでどこまでスクロールされ、どこで離脱しているかを可視化します。ヒートマップやアクセス解析の具体的な見方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
ステップ3|問題点を抽出し仮説を立てる
可視化した数値から、ボトルネックを特定して仮説を立てます。たとえば「FV(ファーストビュー)で7割が離脱している → キャッチコピーがターゲットに響いていないのでは」「CTAボタンまで到達するのに押されない → ボタンの文言が弱いのでは」といった具合です。この「症状 → 疑う原因」の見立てを体系化したものが、後述の診断フローチャートです。
ステップ4|A/Bテストを設計する
立てた仮説を検証するため、A/Bテスト(2つのパターンを同時に出し分けて成果を比較する手法)を設計します。1回のテストで変える要素は原則1つに絞るのが鉄則です。キャッチコピーとCTAとレイアウトを同時に変えると、どの変更が効いたのか分からなくなります。各パターンに十分な流入とテスト期間を確保することも忘れないようにします。
ステップ5|実装して効果を測定する
設計したパターンを実装し、統計的に判断できる件数が貯まるまでデータを集めます。テスト期間が短すぎると、たまたまの偏りを「効果あり」と誤認しかねません。ステップ1で決めたKPIに沿って、CVRが有意に改善したかを確認します。
ステップ6|PDCAを継続する
A/Bテストで勝ったパターンを反映したら、そこで終わりにせず次のボトルネックへ進みます。==LPO対策は一度で終わる作業ではなく、勝ちパターンを起点に検証を回し続ける継続活動==です。市場やユーザーの反応は変化するため、定期的に数値を見直し、改善を積み重ねることが成果を最大化します。
LPO対策では「離脱を困難にする」「実績を誇大に見せる」といった、ユーザーを欺くダークパターンや誇大表示は用いてはいけません。景品表示法などの法的リスクに加え、短期的にCVが増えても信頼を失いLTVを下げます。改善はあくまで、ユーザーにとって分かりやすく誠実な設計を目指しましょう。
【診断フローチャート】数値の症状から打つべきLPO施策がわかる

悪い数値から逆引きすれば、次に打つべきLPO施策が一発で分かるんです!

LPO対策でつまずきやすいのが「分析はしたが、結局どの施策から手をつければいいのか」という段階です。ここでは、==LPで悪化している数値(症状)から、疑うべき原因と打つべき施策を逆引きできる診断フローチャート==を用意しました。上位記事の多くは施策を羅列するにとどまりますが、本記事では「症状 → 施策」の対応関係として整理します。まず全体像を分岐図で示し、続いて対応表で詳細を確認できる構成です。

症状別・打つべき施策の対応表
図解が用意できるまでも読めるよう、同じ内容を対応表でも示します。自社LPの数値と照らし合わせ、当てはまる行の施策から着手してください。
| 症状(悪化している数値) | 疑う原因 | 打つべきLPO施策 | 実務の詳細 |
|---|---|---|---|
| 直帰率が高い(すぐ離脱される) | FVがターゲットや検索意図とズレている/表示が遅い | FV最適化・表示速度改善 | CVR改善ガイドへ |
| FV(ファーストビュー)で離脱が多い | キャッチコピー・メインビジュアルが刺さっていない | キャッチコピー・訴求の見直し | CVR改善ガイドへ |
| CTAボタンのクリック率が低い | ボタンの文言・位置・目立ち方が弱い | CTA改善(文言・配置・追従) | CVR改善ガイドへ |
| フォームの離脱率が高い | 入力項目が多い/エラー表示が不親切 | EFO(入力フォーム最適化) | CVR改善ガイドへ |
| 最後まで読まれるのにCVRが低い | オファー内容・LP構成・信頼要素が不足 | LP構成・オファー・権威コンテンツの見直し | CVR改善ガイドへ |
各施策の具体的な実装手順(キャッチコピーの型、CTA文言のつくり方、フォーム項目の削り方など)は、実務ロードマップをまとめた以下の記事で詳しく解説しています。診断で打つべき施策が決まったら、あわせてご覧ください。
診断結果を「優先順位」に落とし込む
複数の症状が同時に出ている場合は、==導線の上流(FV・直帰率)から下流(フォーム)へ順に潰す==のが基本です。FVで7割が離脱しているのにフォームだけ改善しても、フォームまで到達する人が少なく効果が限定的だからです。上流のボトルネックほど改善インパクトが大きいため、まず入口に近い症状から着手します。
【独自】スライド単位で改善するLPO=スワイプ型LPという選択肢

スワイプ型LPなら「1画面ごと」に離脱が分かるから、改善が超細かくできるんです!

一般的な縦長のLPでは、LPO対策の分析単位は「ページ全体」になりがちです。ヒートマップで大まかな離脱位置は分かっても、「この一文が原因」まで特定するのは簡単ではありません。ここで、GMOトライハッチ株式会社の支援現場で有効性を実感しているのが、==1画面(スライド)単位で計測・改善できるスワイプ型LP==という選択肢です。
スワイプ型LPとは、スマートフォンでの指のスワイプ操作に合わせて1画面ずつ情報を切り替える、SNSのストーリーズに近い形式のLPです。1画面が1つのメッセージで完結するため、縦長LPの「スクロール到達率」よりもさらに細かく、==どのスライドで何%が離脱したかをスライド単位で計測==できます。
スライド単位のLPOで見える改善の粒度
縦長LPとスワイプ型LPでは、LPO対策で取得できる指標の粒度が変わります。GMOトライハッチ株式会社が提供するスワイプLP制作・分析ツールでは、スライドごとの表示回数・離脱率・タップ率を計測でき、「3枚目のスライドで離脱が急増している」といったピンポイントの課題発見が可能です。
| 分析単位 | 縦長LP(一般的なLP) | スワイプ型LP |
|---|---|---|
| 計測の粒度 | ページ全体・スクロール到達率 | スライド(1画面)ごとの到達率・離脱率・タップ率 |
| 課題の特定 | 「下部で離脱が多い」まで | 「◯枚目のスライドで離脱」までピンポイント |
| 改善の当てやすさ | 該当ブロックを推定して修正 | 離脱スライドを直接差し替え・A/Bテスト |
スライド単位のLPOは、離脱している1画面だけを差し替えてA/Bテストできるため、縦長LPよりも改善の当たりをつけやすいのが利点です。SNS広告の受け皿など、スマートフォン中心の流入が多いLPと特に相性が良い手法です。
スワイプ型LPのLPOをさらに深掘りするには
スワイプ型LPに特化したLPO施策(スライドごとの計測指標の読み方、スワイプLP向けの改善施策、対応ツールの選び方など)は、以下の記事で詳しく解説しています。スマホ中心の広告LPを運用している方は、あわせてご覧ください。
なお、スワイプ型LPをノーコードで制作・分析できるツールとしては、GMOトライハッチ株式会社の「SwipeKit byGMO」(https://swipekit.link/)があります。スライド単位の分析機能を備えており、スマホLPのLPOを細かく回したい場合の選択肢になります。
LPO対策の改善事例

LPOの効果は「症状に合った施策」を当てたときに大きく出るんです!
ここでは、GMOトライハッチ株式会社の支援現場で見られたLPO対策の改善パターンを、業種・企業を匿名化した「型」として紹介します。いずれも前述の診断フロー(症状 → 施策)に沿って改善したケースです。
以下の改善幅は、GMOトライハッチ株式会社が支援した個別事例に基づく傾向であり(GMOトライハッチ株式会社調べ)、すべてのLPで同等の効果を保証するものではありません。具体的な数値は施策・業種・流入条件により大きく変動します。
事例A|FV最適化で直帰率を改善(BtoBサービス系)
「広告からの流入はあるのに直帰率が高い」という症状のBtoBサービスLPで、FVのキャッチコピーをターゲットの課題に合わせて作り替え、ファーストビュー内でサービスの価値が伝わる構成に変更したケースです。==入口の訴求を検索意図に合わせることで、直帰率が改善しCVRの向上につながった==という傾向が見られました(GMOトライハッチ株式会社調べ・効果は保証されるものではありません)。
事例B|フォーム最適化(EFO)で完了率を改善(資料請求系)
「LPは最後まで読まれているのに、フォームで離脱される」という症状のケースです。診断フローに沿ってフォーム離脱を疑い、入力項目を必須のみに絞り、エラー表示を入力中に出す形へ改善しました。==フォームの心理的ハードルを下げることでフォーム完了率が改善==する傾向が確認されています(GMOトライハッチ株式会社調べ・効果は保証されるものではありません)。
事例C|スライド単位LPOで離脱スライドを差し替え(スマホ広告LP)
スマートフォン広告の受け皿としてスワイプ型LPを運用していたケースでは、スライド単位の離脱計測で「特定の1枚で離脱が集中している」ことを特定し、そのスライドの訴求を差し替えました。==離脱の原因スライドをピンポイントで改善==することで、CVRの改善が見られたという型です(GMOトライハッチ株式会社調べ・効果は保証されるものではありません)。事例の詳しい改善プロセスは、スワイプLPのLPO解説記事もあわせてご覧ください。
LPOツールの概観と選び方の観点

LPOツールは「A/Bテスト・ヒートマップ・出し分け」の3機能で見るのが基本なんです!
LPO対策を効率化するには、専用ツールの活用が有効です。ここではピラー記事として、LPOツールがどんな機能を持ち、どんな観点で選べばよいかの全体像を押さえます。個別ツールの詳細比較・料金・おすすめランキングは、別記事で詳しく解説する予定です。
LPOツールでできることの全体像
LPOツールは、大きく分けて次の3系統の機能を提供します。手作業では手間のかかる分析・出し分けを自動化できる点が、ツールを使う価値です。
- A/Bテスト機能:複数パターンのLPを出し分け、成果を比較する。手動での出し分けと集計の手間を省ける。
- ヒートマップ・分析機能:クリック位置・スクロール到達・離脱箇所を可視化し、ボトルネックの特定を助ける。
- コンテンツ出し分け・パーソナライズ:流入元やユーザー属性に応じて訴求を切り替え、CVRを底上げする。
選び方は「目的の機能 × 運用体制 × 費用対効果」で見る
LPOツールを選ぶ際は、機能の多さだけで判断せず、次の観点で自社に合うかを見極めます。
- 必要な機能に絞れているか:まずA/Bテストから始めたいのか、パーソナライズまで踏み込みたいのかで最適なツールは変わる。
- 運用体制に合うか:社内で運用するのか、ベンダーの伴走支援が必要なのか。
- 費用対効果に見合うか:ツール費用を上回るCVR改善が見込める流入規模があるか。
これらを踏まえた具体的なツール比較・料金の目安・目的別のおすすめは、別記事で詳しく取り上げる予定です。まずは「自社の症状に合った機能を持つツールか」という観点で候補を絞るとよいでしょう。
LPO対策に関するよくある質問

LPOで迷いがちな「優先順位・効果が出る時期・ツールの要否」に答えるんです!
- QLPOとSEOはどちらを優先すべきですか?
- A

マケ子 「流入が少ないならSEO、流入は十分あるのに成果が伸びないならLPO」が基本の判断軸です。
SEOで集客を増やしても、LPで離脱されれば成果になりません。まず自社が「集客の課題」と「成果化の課題」のどちらを抱えているかを、流入数とCVRから見極めましょう。
- QLPO対策の効果はいつごろ出ますか?
- A

マケ子 A/Bテストで統計的に判断できる件数が貯まるまでの期間に左右され、流入量によって変わります。
流入が多いLPほど短期間で判断でき、少ないLPほど時間がかかります。1回のテストで終わらせず、勝ちパターンを起点に検証を回し続けることで効果が積み上がります。
- QLPO対策にツールは必須ですか?
- A

マケ子 必須ではありませんが、A/Bテストやヒートマップ分析はツールがあると格段に効率化できます。
まずは無料のアクセス解析・ヒートマップで現状把握を始め、A/Bテストを本格的に回す段階で有料ツールを検討するのが現実的です。
- QEFOとLPOは何が違いますか?
- A

マケ子 EFOは入力フォームだけを対象にした最適化で、LPO対策の一部にあたります。
LP全体を見直すのがLPO、その中でフォームの離脱を防ぐのがEFOという関係です。「フォームで落ちている」と特定できたらEFOを、それ以外はLPO全体で見ます。
まとめ|数値の症状から施策を逆引きしてCVRを改善する

LPOは「流入を成果化する最終関門」。症状から施策を逆引きして改善を続けましょう!
LPO対策は、集めた流入を取りこぼさず成果に変える、Webマーケティングの最終関門です。SEO・広告が「集客」、EFOが「フォーム完了」を担うのに対し、LPOは「LPでの離脱を防ぎCVRを高める」役割を担います。成果を出す近道は、勘に頼らず数値を可視化し、==「悪化している数値(症状)から、打つべき施策を逆引きする」==ことです。
まずは自社LPの直帰率・CTAクリック率・フォーム離脱率・CVRを確認し、本記事の診断フローチャートで当てはまる施策から着手してみてください。各施策の実務はCVR改善ガイド、スマホ中心のLPはスワイプ型LPのLPO記事へと、目的に応じて深掘りできます。
- LPO対策とは、LPを改善してCVRを高め、CPAを下げる施策である
- SEO・LPO・EFOは「流入→LP→フォーム」の担当層が異なり、混同しないことが重要
- 悪化している数値(症状)から施策を逆引きし、導線の上流から順に改善するのが成果への近道

