近年は生成AIの進化で、ランディングページ(以下、LP)の構成案づくりやコピー作成、デザインのたたき台までAIに任せられるようになりました。「AIでLP作成」と検索しても、ツールが多すぎて何から始めればいいか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、AIでLPを作る3つのアプローチを整理し、おすすめツールを比較したうえで、コピペで使えるプロンプト例つきの作り方手順を紹介します。さらに、縦長LPだけでなくスワイプ型LP(1画面ずつ指で送るスマホ最適LP)でのAI活用まで、LP制作支援を手がけるGMOトライハッチの視点で解説します。
- AIでLP作成する3つのアプローチと、それぞれの向き・不向き
- AI機能を備えたLP作成ツールの比較と選び方
- コピペで使えるプロンプト例つきの作り方手順(構成案・コピー・改善)
AI LP作成とは?できること・できないことの整理

AIは構成案やコピーの下書きが得意。戦略と最終判断は人が担当するのが基本なんです!
AI LP作成とは、生成AIやAI機能を備えたツールを使って、LPの構成案・キャッチコピー・デザインのたたき台を効率よく作ることを指します。ゼロから手作業で組み立てていた工程の多くを、AIが数分で下書きしてくれるのが最大のメリットです。
一方で、AIに任せきりにできない領域もあります。「誰に・何を・どう伝えるか」という訴求設計や、商品理解にもとづく独自の強みの言語化、法令面のチェックは人が担保すべき部分です。AIができること・できないことを整理すると次のようになります。
| 担当 | 得意・任せられること | 人が担保すべきこと |
|---|---|---|
| AI | 構成案の骨子づくり、コピーの複数案出し、リライト、デザインのたたき台生成 | — |
| 人 | — | ターゲット設定・訴求軸の決定、独自の強みの言語化、ファクト確認、薬機法・景表法チェック、最終的な品質判断 |
そもそもLPの基本構造や役割から確認したい場合は、LP全体の作り方をまとめたガイドをあわせてご覧ください。
AI LP作成の3つのアプローチ

AI活用は「汎用AI」「AI搭載ツール」「AI×ノーコード」の3タイプに分けると選びやすいです!
AIでLPを作る方法は、大きく3つのアプローチに分けられます。自分のスキルや目的に合わせて、どのアプローチから始めるかを決めましょう。

① 汎用AIでコピー・構成を作る(ChatGPT・Claude など)
ChatGPTやClaudeなどの汎用チャットAIに指示を出し、LPの構成案やキャッチコピー、本文コピーを生成する方法です。ツールへの初期費用がかからず、無料プランでも試せるため、まず着手しやすいのが特徴です。生成されたテキストは、既存のLP作成ツールやデザインツールに流し込んで使います。
- 向いている人: コピーや構成のアイデア出しを効率化したい人、既にデザイン環境を持っている人
- 注意点: デザインやコーディングはAIチャット単体では完結しにくい
② AI搭載のLP作成ツールを使う
LP作成ツール自体にAIコンテンツ生成機能が組み込まれているタイプです。ツール内でコピー生成からデザイン、公開までを一気通貫で進められます。HubSpotのように、LP作成ツールにAIテキスト生成が搭載されている例が代表的です。
- 向いている人: ツールを1つに絞って制作から公開までまとめたい人
- 注意点: 高度な機能は有料プランになることが多い
③ AI×ノーコードツールで自動生成する
質問に答えたり、キーワードやイメージを入力したりするだけで、AIがサイトのたたき台を自動生成するノーコードツールです。Canva・STUDIO・Jimdoなどが該当します。デザインの知識がなくても見栄えの良いページを短時間で作れます。
- 向いている人: デザインやコードの知識がなく、スピード重視で形にしたい人
- 注意点: 細かなブランド表現や独自レイアウトはツールの自由度に依存する
なお、AI機能を問わずノーコードツール全般をじっくり比較したい場合は、ノーコードLP作成ツールの専門記事も参考になります。
AI LP作成ツール比較8選

ここではAI機能があるツールに絞って比較。料金の最新値は必ず公式で確認しましょう!
AI機能を備えたLP作成・コンテンツ生成ツールを、型・できること・無料利用の可否・向いている人で比較します。料金やAI機能は改定が頻繁なため、下表は基準日(2026年7月5日時点)の公式情報にもとづく概要です。最新の料金・仕様は必ず各公式サイトをご確認ください。
| ツール | 型 | AI機能でできること | 無料利用 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT(OpenAI) | 汎用AI | LP構成案・コピー・本文の生成、リライト | 無料プランあり | コピー・構成のアイデア出しを効率化したい人 |
| Claude(Anthropic) | 汎用AI | LP構成案・コピー・本文の生成、リライト | 無料プランあり(有料Proは月額20ドル) | 長文の構成整理や丁寧な文章生成をしたい人 |
| Figma(Figma Make) | AI×デザイン | プロンプトからプロトタイプ/ページのたたき台をコードベースで生成し視覚編集 | プランにより異なる(公式サイトをご確認ください) | デザインとコードを行き来しながら作りたい人 |
| Canva | AI×ノーコード | Webサイト作成、AIによる文章・デザイン生成(Magic系機能) | 無料プランあり | デザイン未経験でも見栄え良く作りたい人 |
| STUDIO | AI×ノーコード(国産) | ノーコードでのサイト制作、AIが制作を補助 | 無料で始められる | 日本語UIで自由度高く作りたい人 |
| Jimdo | AI×ノーコード | AIビルダーによるサイト自動生成 | 公式サイトをご確認ください | 質問回答で素早く形にしたい人 |
| HubSpot | AI搭載ツール | LP作成、AIによるテキスト生成(ベータ)、SEO向けタイトル・説明文の生成 | 無料で作成開始可(高度な機能は有料エディション) | 制作から公開・分析まで一元管理したい人 |
| SwipeKit byGMO | AI×スワイプ型LP | スワイプ型LPのノーコード制作と、閲覧データのAI分析 | 公式サイトをご確認ください | スマホ最適なスワイプ型LPで成果を伸ばしたい人 |
- ChatGPT・Claudeは、生成したコピーや構成をデザインツールに流し込む「下書き役」として使うのが基本です。
- Canva・STUDIO・Jimdoは、AI×ノーコードで見栄えの良いページを短時間で作れます。
- HubSpotは制作から公開・分析まで一元化しやすい反面、高度な機能は有料エディションが前提になります。
AIツールを使わず制作会社に外注する選択肢を比較したい場合は、LP制作会社の比較記事もご覧ください。
AIでLPを作る手順【プロンプト例つき】

構成案→コピー→デザイン→改善の4ステップ。プロンプトはコピペで使えます!
ここからは、汎用AI(ChatGPT・Claudeなど)を軸に、AIでLPを作る手順を紹介します。GMOトライハッチが実務で使っているプロンプトの型をベースに、コピペしてそのまま使える例を用意しました。角括弧の部分を自分の商材に置き換えてください。

STEP1: AIにLPの構成案を作らせる
まずはターゲットと商材をAIに伝え、LP全体の構成(セクション構成)を生成させます。以下のプロンプトをコピーして使ってください。
あなたはLP制作のプロフェッショナルです。以下の商材について、
コンバージョン率を高めるランディングページの構成案を作成してください。
# 商材
[商品・サービス名と概要]
# ターゲット
[年齢・性別・悩み・検討状況]
# ゴール
[資料請求/購入/問い合わせ など]
# 出力条件
- ファーストビューから申し込みまでのセクションを上から順にリスト化
- 各セクションの目的と、そこで伝えるべき要点を1〜2行で明記
- 想定される読者の不安と、それを解消する要素も盛り込む
STEP2: セクションごとのコピーを生成する
構成案が固まったら、セクション単位でキャッチコピーや本文コピーを生成します。複数案を出させて、良いものを選ぶのがコツです。
先ほどの構成案の「[セクション名]」について、
ランディングページ用のコピーを作成してください。
# 条件
- キャッチコピーを表現の異なる案で5つ提案
- 本文コピーは200字程度で、ベネフィット(読者の得られる未来)を中心に
- ターゲットは[ターゲット]、トーンは[例: 信頼感のある丁寧な敬体]
- 誇大表現や、根拠のない数値・効果の断定は使わない
STEP3: デザインに落とし込む
生成したコピーを、AI×ノーコードツール(Canva・STUDIO・Jimdo など)やデザインツールに流し込み、ページの形にします。スワイプ型LPで作る場合は、後述のスワイプ型LP専用ツールを使うとスマホ最適な形にしやすくなります。ノーコードでの作り方の詳細は、スワイプ型LPの作り方記事も参考にしてください。
STEP4: 公開後にAIで改善する
LPは公開して終わりではありません。反応が伸びない箇所を、AIに改善案を出させながら磨いていきます。以下のプロンプトで、既存コピーのリライト案を得られます。
以下のランディングページのコピーを改善してください。
# 現状のコピー
[現在のキャッチコピー・本文を貼り付け]
# 課題
[例: 直帰率が高い/申し込みボタンまで読まれていない]
# 改善条件
- 読者が最初の3秒で「自分ごと」と感じる表現に
- 改善案を3パターン提示し、それぞれ狙いを1行で説明
- 誇大・虚偽の表現は使わない
【独自】スワイプ型LP×AIで成果を最大化する

縦長LPだけがLPじゃない。スマホで指送りするスワイプ型LP×AIが今おすすめなんです!
ここまで紹介したツールの多くは、縦長にスクロールするLPを前提としています。しかし、ユーザーの大半がスマートフォンで閲覧する現在、1画面ずつ指で送るスワイプ型LP(縦長LPをスマホ最適化した形式)が注目されています。SNS広告の受け皿として、離脱を抑えながら最後まで読ませやすいのが強みです。
スワイプ型LPとAIの相性は良く、AIで生成したセクション構成やコピーを、そのまま1画面=1メッセージのスワイプ構成に落とし込めます。GMOトライハッチが提供するスワイプ型LP制作ツール「SwipeKit byGMO」は、ノーコードでスワイプ型LPを作れるだけでなく、閲覧データをAIが分析し、どの画面で離脱が起きているかといった改善のヒントを可視化します。「AIでコピーを作る → スワイプ型LPで公開する → AI分析で改善する」というサイクルを、専門知識がなくても回せるのが特徴です。
スワイプ型LPそのものの仕組みやメリットを詳しく知りたい方は、ピラー記事もあわせてご覧ください。
スワイプ型LP専用のツールを横断で比較したい場合は、ツール比較記事が参考になります。
SwipeKit byGMOの機能や料金は swipekit.link でご確認いただけます。
AI LP作成の注意点(著作権・薬機法/景表法・ハルシネーション)

AIの出力はそのまま使わない!著作権・薬機法・誤情報の3点は必ず人がチェックです!
AIはLP制作を大きく効率化しますが、そのまま公開するとトラブルにつながる領域があります。次の3点は必ず人の目で確認しましょう。
著作権・第三者のLPの模倣に注意
AIが生成した文章や画像が、既存の著作物と酷似する可能性はゼロではありません。また、競合LPの表現をAIにそのまま真似させる使い方は、著作権侵害のリスクがあるため避けるべきです。生成物は必ず自社独自の表現に調整し、参照元をそのまま流用しないようにします。
薬機法・景品表示法などの法令チェック
化粧品・健康食品・医療などの分野では、薬機法により表現が厳しく制限されます。また、根拠のない「No.1」「効果が出る」といった断定は、景品表示法上の優良誤認・有利誤認にあたるおそれがあります。AIは法令を完全には理解していないため、生成されたコピーは必ず法令の観点でチェックし、誇大・虚偽の実績表示は使わないでください。
ハルシネーション(AIの誤情報)に注意
生成AIは、事実と異なる情報をもっともらしく出力すること(ハルシネーション)があります。統計データ・実績数値・機能仕様などをAIに書かせた場合は、必ず一次情報で裏を取ってから掲載します。裏付けの取れない数値は載せないのが原則です。
よくある質問(FAQ)

無料で作れる?ChatGPTだけでいい?よくある疑問にまとめてお答えします!
- QAIでLPを無料で作成できますか?
- A

マケ子 無料プランのあるツールを使えば、コピー生成やたたき台づくりは無料で始められます。
ChatGPTやClaudeの無料プランでコピーを作り、CanvaやSTUDIOの無料プランでデザイン化する、といった組み合わせが可能です。ただし独自ドメインでの公開や高度な機能は有料プランが必要になる場合があるため、最新の条件は各公式サイトをご確認ください。
- QChatGPTだけでLPを作れますか?
- A

マケ子 構成案やコピーの下書きはChatGPTだけで作れますが、デザインや公開は別ツールが必要です。
ChatGPTで生成したテキストを、ノーコードツールやデザインツールに流し込んでページ化する流れが一般的です。
- QAIで作ったLPはそのまま公開してよいですか?
- A

マケ子 そのまま公開せず、必ず人がチェックしてから公開しましょう。
著作権・薬機法・景品表示法の観点と、事実と異なる記述(ハルシネーション)がないかを確認したうえで公開するのが安全です。
- Qスワイプ型LPもAIで作れますか?
- A

マケ子 はい、AIで作った構成やコピーをスワイプ型LPに落とし込めます。
SwipeKit byGMOのようなノーコードツールを使えば、AI生成のコンテンツをスマホ最適なスワイプ型LPとして公開し、AI分析で改善できます。
まとめ

AIは下書き役、戦略と最終判断は人。スワイプ型LP×AIで成果を伸ばしましょう!
AIでLPを作る方法は、①汎用AIでコピー・構成を作る、②AI搭載のLP作成ツールを使う、③AI×ノーコードで自動生成する、の3アプローチに整理できます。ツール選びに迷ったら、まずは無料で始められるものから試し、料金や機能の最新情報は必ず公式サイトで確認しましょう。
AIは構成案やコピーの下書きを高速化してくれる強力な相棒ですが、訴求設計・法令チェック・事実確認は人が担保すべき領域です。役割を分けて使うことで、質とスピードを両立できます。
そして、スマホ中心の今こそ、縦長LPだけでなくスワイプ型LP×AIという選択肢が有効です。GMOトライハッチは、LP制作からスワイプ型LPの制作・AI分析による改善支援まで一貫してサポートしています。
- AI LP作成は「汎用AI」「AI搭載ツール」「AI×ノーコード」の3アプローチで整理できる
- AIは構成案・コピーの下書きが得意。訴求設計・法令チェック・事実確認は人が担保する
- スマホ時代はスワイプ型LP×AI(SwipeKit byGMOのAI分析)で成果を最大化できる

