この記事でわかること
  • WordPressでスワイプ型LPを作る3つの方式(専用プラグイン・テーマ/ビルダー機能・JSライブラリ自作)の考え方と向き不向き
  • 主要プラグインの価格・機能を横並びで見られる比較表と、失敗しない選び方フロー
  • WordPressで作るときに共通してぶつかる限界(スワイプ単位の計測・A/Bテスト・保守)と、本格運用に適した選択肢

WordPressでスワイプ型LPは作れる?結論と3つの方式

マケ子

結論、WordPressでスワイプ型LPは作れます。方式は3つ。ただし計測やA/Bテストには共通の限界があるんです!

先に結論からお伝えします。WordPressでスワイプ型LPを作ることは可能です。しかも作り方は1つではなく、大きく次の3つの方式に分かれます。

  • 方式①:専用プラグインで作る — スワイプ型LPの作成に特化したWordPressプラグインを導入して作る方法
  • 方式②:テーマ・ビルダー機能で擬似的に作る — SWELLなどのテーマや、Elementorなどのページビルダーが持つスライダー・横スクロール機能で「スワイプ風」に見せる方法
  • 方式③:JSライブラリで自作する — Swiper.jsなどのJavaScriptライブラリを使い、コードで作り込む方法

スワイプ型LPとは、スマートフォンでの操作を前提に、1画面ごとに情報を切り替えて見せる横スワイプ形式のランディングページ(LP)です。定義や縦長LPとの違い、基本的なメリットを詳しく知りたい方は、下記のまとめ記事をご覧ください。

3つの方式は「どれが正解」というものではなく、手軽さ・デザインの自由度・必要なスキルのバランスで向き不向きが分かれます。そして、いずれの方式を選んでも共通してぶつかる限界があります。それがスワイプ単位の計測・A/Bテスト・プラグインの保守です。この記事では、WordPress管理画面の操作を一つひとつ解説するのではなく、「どの方式で・どのプラグインで作れるのか」「何ができて、何ができないのか」「どう選べばよいのか」を軸に整理します。個々の導入手順は、各プラグインの公式ページ・マニュアルに委ねます。

Wordpressで作る3つの方法

方式①:専用プラグインで作る(Swipe LP Maker/SwipeLP Pro 等)

マケ子

専用プラグインは手軽さが最大の魅力。ただし価格や機能は必ず公式で最新情報を確かめてくださいね!

最も手軽なのが、スワイプ型LPの作成に特化した専用プラグインを使う方式です。テンプレートやドラッグ&ドロップの編集画面が用意されているものが多く、コードを書かずにスワイプ型のLPを組み立てられます。WordPressにインストールして有効化するだけで使い始められる手軽さが、この方式の最大の魅力です。

代表的な専用プラグインを、確認できた事実の範囲で横並びに整理しました。価格・機能はいずれも変更される可能性があるため、導入前に必ず各公式ページで最新情報をご確認ください。

プラグイン名提供形態価格スワイプ形式テーマ依存計測・A/Bテスト提供者
Swipe LP Maker年額サブスク公式未記載(無料トライアル7日間は公式記載)横スワイプ非依存(公式記載)「LP作成&テスト」「離脱ポイント・CTAクリック率分析」の記載あり(粒度は公式未記載)法人提供
SwipeLP Pro買い切り系公式未記載公式未記載公式未記載公式未記載公式未記載
うちらぶ(縦型スワイプ用)買い切り(テンプレート付)3,000円(販売ページ表示・2026年7月5日時点)縦型スワイプ公式未記載公式未記載個人開発(保守継続性は導入前に確認推奨)

表の注記:上記の価格・機能は2026年7月5日時点で各公式ページ・マニュアルから確認できた範囲です。「公式未記載」のセルは、販売ページ本文や公式マニュアルで一次情報を確認できなかった項目です。数値・機能を確定情報として扱わず、必ず各公式ページで最新情報をご確認ください。

それぞれの位置づけを補足します。

  • Swipe LP Maker:横スワイプ専用のWordPressプラグインです。公式マニュアルでは、対応WordPressバージョンは5.8以上、現在使っているテーマやブロックをそのまま使えるテーマ非依存設計であること、複数LPを作成してテストしCTAクリック率や離脱ポイントを分析できることが記載されています。ただし年額価格は公式ページ上で明示を確認できず、A/Bテストや分析が「スワイプのどの画面で離脱したか」という粒度まで対応するかは確認できませんでした。無料トライアルは7日間と記載されています。
  • SwipeLP Pro:WordPress用のスワイプLP作成プラグインとして販売されていますが、販売ページの本文を一次情報として取得できませんでした。検索結果に表示される価格・スペックは確定情報として扱わず、価格・スワイプ形式・機能はいずれも公式未記載としています。導入を検討する際は販売元の公式ページで直接ご確認ください。
  • うちらぶ(縦型スワイプ用):縦型スワイプLP用のCanvaテンプレートとWordPressプラグインがセットになった個人開発の製品です。手軽に始められる一方、個人開発のプラグインは提供者のサポート体制・アップデートの継続性が法人提供のものと比べて見えにくいという選定上の注意点があります。存在としてご紹介しますが、業務で長期運用する場合は保守継続性を事前に確認することをおすすめします。
補足:WordPressベースの「サービス型」もある

プラグインとは別に、SHI-SOのように「WordPressをベースにスワイプ型LPを作り放題にする月額サブスクのサービス」も存在します。これはプラグインを買って自分で運用するのではなく、制作環境ごと提供を受ける形態のため、上の比較表とは性質が異なります。自社でWordPressを保守したくない場合の選択肢として、頭の片隅に置いておくとよいでしょう。料金・提供範囲は変わる可能性があるため、検討時は公式ページでご確認ください。

方式②:テーマ・ビルダー機能で擬似的に作る(SWELL/Elementor 等)

マケ子

テーマやビルダーのスライダー機能で「スワイプ風」に。専用機能ではないので、できることに制限があるんです!

2つ目は、すでに使っているWordPressテーマや、Elementorなどのページビルダーが持つ機能を使って、スワイプ型「風」に見せる方式です。SWELLのようなLP制作に強いテーマや、Elementorのスライダー・カルーセルウィジェット、横スクロール機能などを組み合わせて、1画面ごとに切り替わる見せ方を再現します。

この方式の考え方

  • テーマやビルダーが標準で持つスライダー/カルーセル/横スクロールの機能を、スワイプ型LPのスライド送りに見立てて使う
  • 新しいプラグインを増やさず、いま使っている環境の延長で作れる
  • あくまで汎用機能の応用なので、「スワイプ型LP専用」の細かな挙動(ページ送りインジケーター、スワイプ操作の最適化など)は自分で調整する必要がある

できること・制限

  • できること:スライダー機能を使えば、横方向に画面を切り替える見せ方は再現できます。既存のテーマ・ビルダーの延長で作れるため、新たにプラグインを増やさずに済むのが利点です
  • 制限:これらはスワイプ型LP専用の機能ではないため、スマートフォンでのスワイプ操作感の最適化や、スライドごとの細かな制御は、テーマ・ビルダーの設定範囲に依存します。専用プラグインほど「スワイプ型LPらしい」挙動を手軽には作りにくい場面があります

具体的な設定手順は、テーマ・ビルダーによって画面もメニュー名も異なります。SWELLならテーマの公式マニュアル、Elementorならプラグインの公式ドキュメントなど、それぞれの公式情報を参照して進めるのが確実です。この方式は「専用ツールを新たに導入せず、手持ちの環境でまず試したい」という場合に向いています。

方式③:JSライブラリで自作する(Swiper.js 等)

マケ子

自作は自由度が最も高い一方で、コーディングの知識が必要。作り込みたいなら選択肢になるんです!

3つ目は、Swiper.jsなどのJavaScriptライブラリを使って、コードで作り込む方式です。スライダー実装の定番ライブラリをWordPressに組み込み、スワイプの挙動・アニメーション・レスポンシブ対応まで自分でコントロールします。

この方式は、3つの中で最もデザイン・挙動の自由度が高いのが特徴です。ページ送りのインジケーター、スライドの切り替えアニメーション、スワイプの感度なども細かく調整できます。一方で、HTML・CSS・JavaScriptの知識が前提となり、実装・保守にも専門性が求められます。「専用プラグインの見た目では物足りない」「デザインを一から作り込みたい」というケースで有力な選択肢になります。

本記事では方式③は概要にとどめます。Swiper.jsを使った具体的なコーディング手順やコード例は、下記の記事で詳しく解説しています。

WordPressで作るときの共通の「できないこと」・選び方

マケ子

どの方式も、スワイプ単位の計測・A/Bテスト・保守に共通の弱さアリ。目的で選ぶのが失敗しないコツです!

ここが本記事で最もお伝えしたい部分です。3つの方式のどれを選んでも、WordPressで作る限り共通してぶつかりやすい限界があります。これは「WordPressが劣っている」という話ではなく、汎用CMSと汎用プラグインの組み合わせでは、スワイプ型LPの計測・改善に特化した機能まではカバーしにくいという役割の違いによるものです。

スワイプ型LPプラグインの選び方

WordPressで作るときに共通する「できないこと」

  • スワイプ単位の計測が弱い:どのスライドまで見られたか、何枚目で離脱したかという「スワイプごとの到達率」を、標準では取得しにくいのが実情です。一般的なアクセス解析でページ全体の閲覧数は追えても、スライド単位の行動までは見えにくくなります
  • A/Bテストが弱い:ファーストビュー(最初のスライド)の訴求違いや、スライドの順番違いを出し分けて成果を比較する、という運用機能は多くのプラグインで用意されていないか、粒度が限られます。改善の勝ちパターンを検証しづらくなります
  • スライド別の離脱分析が弱い:「3枚目で大きく離脱している」といった、どのスライドがボトルネックかを特定する分析は、スワイプ型LPの改善に欠かせません。この粒度の分析はWordPress標準では困難です
  • プラグイン依存・保守のリスク:専用プラグインはアップデートやサポートの継続性が提供者次第です。特に個人開発のプラグインは、WordPress本体の更新に追従されなくなったり、サポートが終了したりする可能性を見込んでおく必要があります

これらを踏まえた選び方の目安は次のとおりです。

  • 手軽さを最優先したい → 方式①の専用プラグイン。まず形にすることを重視する段階に向いています
  • デザインを一から作り込みたい → 方式③のJSライブラリ自作。自由度と引き換えに専門性が必要です
  • 計測・A/Bテストして改善まで回したい → WordPressのプラグインだけでは力不足になりやすく、スワイプ型LPの計測・改善に特化した専用ツールが現実的な選択肢になります

GMOトライハッチ株式会社では、これまで数多くのLP制作・改善のご支援を通じて、「表示は作れても、計測と改善のところで行き詰まる」というご相談を数多くいただいてきました。作ること自体はWordPressでも実現できても、その先の「見て、測って、改善する」サイクルを回す段階で手が止まってしまうケースが多いのです。計測・A/Bテスト・改善まで見据えるなら、下記からスワイプ型LP専用ツールの詳細をご確認ください。

\誰でも簡単にスワイプ型LPが作れる/
SwipeKitについて詳しく見る
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まとめ|WordPressで「作れる」。本格運用は計測できる専用ツール

マケ子

WordPressで作れるのは間違いなし。でも計測・改善まで回すなら専用ツールが近道なんです!

WordPressでスワイプ型LPを作れるかという問いへの答えは、「3つの方式で作れる。ただし計測・A/Bテスト・保守には共通の限界がある」です。

本記事のまとめ
  • WordPressでスワイプ型LPは作れる。方式は①専用プラグイン(手軽)②テーマ・ビルダー機能で擬似実装③JSライブラリで自作(自由度が高い)の3つ
  • 専用プラグインの価格・機能は変わりやすく、確定情報は各公式ページで確認しましょう。個人開発プラグインは保守継続性も確認する
  • どの方式もスワイプ単位の計測・A/Bテスト・スライド別離脱分析・保守には共通の弱さがある。手軽さなら専用プラグイン、作り込みなら自作、計測して改善したいなら専用ツールを選ぶのが失敗しないコツ

スワイプ型LPの作り方をツールに依存しない形で体系的に知りたい方や、コーディングでの実装を検討したい方は、下記の関連記事もあわせてご覧ください。

関連記事

Swiper.jsを使ったコーディング実装の詳しい手順は、下記の記事で詳しく解説しています。

Q
WordPressの無料プラグインだけでスワイプ型LPは作れますか?
A
マケ子

テーマやビルダーの標準スライダー機能を使えば、追加費用なしで「スワイプ風」に見せることは可能です。

ただしスワイプ型LP専用の挙動や計測機能までは、無料の範囲では揃わないことが多いのが実情です。何を作りたいかに応じて、専用プラグインや専用ツールの併用を検討しましょう。

Q
どのプラグインが一番安いですか?
A
マケ子

プラグインごとに買い切り・年額・サブスクと提供形態が異なり、価格も変更されるため、本記事では特定の製品を「最安」と断定していません。

2026年7月5日時点で公式に確認できた価格のみ比較表に記載しています。最新の正確な価格は、必ず各プラグインの公式ページでご確認ください。

Q
WordPressだけでスワイプの離脱率を計測できますか?
A
マケ子

スライド単位の離脱率をWordPressのプラグインだけで計測するのは難しいのが実情です。

ページ全体の閲覧数は一般的な解析で追えても、「何枚目で離脱したか」まで見たい場合は、計測機能を備えた専用ツールとの併用を検討しましょう。

作ること自体はWordPressでも十分に実現できます。そのうえで「計測して改善したい」段階に進むなら、専用ツールへの切り替えを検討してみてください。スワイプ型LPの設計・運用を体系的にまとめた資料もご用意しています。

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