近年、求職者の情報収集方法や応募行動が大きく変化し、企業の採用活動にも「スマホファースト」や「SNS時代」に対応した、新たなアプローチが求められています。そんな中、今注目されているのが「スワイプ型 採用LP(ランディングページ)」です。

従来の採用サイトやLPとは一線を画し、直感的な操作と洗練されたデザインで求職者の心を惹きつけるこの新しいスタイルは、果たして本当に効果的なのでしょうか?その特徴や仕組み、従来型との違い、そして導入するメリット・デメリットなど、気になるポイントを徹底解説します。

さらに、実際の事例や制作ステップ、おすすめツールまで網羅。自社の採用力強化を目指す方は、ぜひ続きをチェックしてください。

目次

採用LP(ランディングページ)とは?

採用LP(ランディングページ)とは?

そもそも採用LP(ランディングページ)とは、企業が求職者に対して求人情報を訴求し、求職者に応募や説明会申込など、具体的なアクションを促すための特化型Webページです。

複数のページで構成される採用サイトが、企業の情報を網羅的に伝える「パンフレット」だとすれば、採用LPはターゲットを絞り、応募というゴールに直結させるための「チラシ」に近い役割を担います。

このLPの中でも、特に近年注目を集めているのが「スワイプ型」と呼ばれる新しい形式です。

従来の縦長で情報を読み進める形式だけでなく、スマートフォンユーザーの閲覧行動に合わせ、指でスワイプしながら直感的に情報を得られる求人ページへと進化しています。これにより、ユーザー体験が向上し、求職者が飽きずに必要な情報にたどり着きやすくなっている点も大きなポイントです。

スワイプLP(ランディングページ)の基本定義と仕組み

従来の採用ランディングページが縦スクロール主体で作られているのに対し、近年注目されている「スワイプLP」は、スマホ表示を前提として設計された新しい採用ページの形です。

スワイプ型LPは、スマートフォンのインターフェースに最適化されており、画面いっぱいに表示されるコンテンツを求職者がスワイプ操作やタップ操作で次々と閲覧していく仕様になっています。

まるでInstagramのストーリーやTikTokの投稿をチェックするような感覚で、情報を瞬時にめくっていけるのが特徴です。この軽快なインターフェースにより、長い縦スクロールで飽きてしまったり、情報を見落とすことが少なくなります。

また、ユーザーは指一本で簡単に操作できるためストレスも感じにくく、企業の特色や魅力をスムーズに届けられます。

スマートフォンでの閲覧が当たり前となった現代、スワイプLPは採用活動の新たなスタンダードとして、より多くの求職者との接点を創出する役割を担っています。従来の情報伝達方法では得られなかったエンゲージメントも期待できるため、他社との差別化を目指す企業にとっても、今後ますます重要性が増していくでしょう。

関連記事:【2025年最新】スワイプ型LPとは?仕組みからツール比較まで完全解説

従来の採用LP・採用サイトとスワイプ型採用LPの決定的な違い【比較表で解説】

では、具体的に従来のものと何が違うのでしょうか。
その違いを以下の比較表にまとめました。

項目従来の採用LP採用スワイプLP
操作性マウスや指での縦スクロール指による直感的な横または縦スワイプ
視覚性テキスト中心で、画像は補助的画像・動画が中心で、テキストは簡潔
情報伝達網羅的・詳細な情報を一度に提供段階的・視覚的に情報を分割して提供
エンゲージメント受動的で離脱しやすい傾向能動的で没入感が高く、離脱しにくい
デバイス対応主にPC向け(スマホは最適化)スマートフォンに完全特化
コンテンツ構造1ページに全情報を集約情報を複数のスライドに分割するため回遊しやすい

このように、採用スワイプLPは従来型のLPと比較して単にデザインが新しいだけではなく、回遊率や成果率も高い傾向があります。

求職者の「情報体験」をより能動的にしエンゲージメントを高めていくための仕組みといえます。

なぜ今、採用で注目?SNS時代の求職者に響く3つの理由

スマホだけで転職活動ができる割合をグラフで提示(81%ができると回答)

※引用:スマホだけで転職活動できる? 便利なアプリや履歴書の作成方法を紹介!(マイナビ転職)

近年、採用シーンでスワイプ型LP(ランディングページ)が注目を集める背景には、求職者の行動の変容が大きく影響しています。マイナビ転職の調査では、81%の転職活動者がスマホのみで転職活動を完結しており、スマホに最適化されたLP制作も重要度が増しています。

スワイプLPが採用で活用される背景
  1. スマホネイティブ世代の閲覧スタイルへの最適化
  2. SNS広告との高い親和性
  3. 視覚的なストーリーてリングによる企業魅力の伝達

スマートフォン中心の生活様式が定着し、スマートフォンをメイン端末として使う若年層のユーザーは、短時間で効率的に情報のインサイトを得たいという傾向が強まっています。このため、スワイプ型LPのように視覚的要素が豊富で、テンポよく情報を得られるコンテンツが求められています。

InstagramやTikTokなど、拡散力の高いSNS広告からシームレスに遷移できるスワイプLPは、SNS上で自然にシェアされたり、話題として拡がることも多く、求職者が日常的にSNSを利用しながら、気になった企業情報にスムーズにアクセスを行っています。

さらに、スワイプLPはビジュアルを活用したストーリーテリングによって、企業文化や社内の雰囲気を直感的に伝えられます。

動画やインタビュー画像などで社員のリアルな声を見せることで、「この会社の一員になりたい」という求職者の感情にダイレクトに訴え、応募意欲を喚起します。SNS経由で閲覧したユーザーが感動を覚え、シェアや拡散を通じてさらに多くの同世代求職者へ企業のインサイトが広がることも、スワイプLP導入企業の採用効果を高める要因となっています。

スワイプ型採用LP(ランディングページ)導入のメリット・デメリット

スワイプ型採用LP(ランディングページ)導入のメリット・デメリット

新しい手法を導入する際は、そのメリットとデメリットを正しく理解することが不可欠です。ここでは、採用スワイプLPのメリットとデメリットを客観的に解説します。

スワイプ型採用LP導入のメリット・デメリット
  1. メリット①|応募に繋がりやすい
  2. メリット②|制作コストが低くデザイン性が高い
  3. メリット③|業界別に特化して作成できる
  4. メリット④|スマホユーザーと相性が良い
  5. 知っておくべきデメリットとその対策

メリット①|応募に繋がりやすい

従来の採用ページと比較して、スワイプ型LPは求職者がページを一歩ずつ進める体験を提供します。

このプロセスにより、各セクションごとに企業の強みや魅力、職場の雰囲気などを順を追ってわかりやすく伝えることができ、自然とエントリー意欲を高める流れを生み出します。

また、ストーリー性を持たせた情報提示によってページ離脱を防ぎ、クリック率や応募率の向上に寄与します。

最終的には、エントリーを迷っている求職者の背中を押す設計のため、応募からCV(コンバージョン)への導線が強化され、高いコンバージョン結果を期待できます。採用活動における応募獲得の効率化や、質の高い応募者との出会いにも貢献する新しい採用マーケティングの施策として注目されています。

メリット②|制作コストが低くデザイン性が高い

株式会社Ryuki Designが2025年3月に公開したプレスリリース「20〜30代の求職者の6割がデザイン重視。視覚的に伝える採用LPの需要が拡大中」では、20代〜30代の求職者の6割がデザイン重視していると回答しており、採用でもデザイン訴求が重要であることがわかります。

スワイプ型LPツールを利用することで、専門的なスキルがなくても、コストを抑えつつ高品質なデザインを実現できます。

特に種類豊富なテンプレートを使えば、イチからページを設計する手間が省け、効率的なスピード制作ができます。これにより費用対効果(コスパ)の高いLPが短期間で完成しやすくなり、制作にかかる時間と予算の両方を賢く節約できる点も大きな魅力といえます。

メリット③|業界別に特化して作成できる

一般的な採用サイトは、多様な職種や業務を幅広くカバーする必要がありますが、特定の業界やポジションにフォーカスした採用メディアであれば、エンジニアや営業職など狙いたいセグメントごとに、より専門的な内容にカスタマイズした情報発信が可能です。

たとえば、テンプレート化されたメッセージではなく、職種ごとの業務内容や成長事例、キャリアの魅力にフォーカスしたコンテンツを展開することで、応募者にとって不要な情報が排除され、興味や関心を引き出しやすくなります。

ターゲットを絞り、情報を特化することで、求職者に「自分のためのメッセージだ」と感じてもらいやすく、エンゲージメントや応募意欲を効果的に高めることができます。

メリット④|スマホユーザーと相性が良い

今や、仕事探しはパソコンではなく、ほとんどがモバイル端末、特にスマホユーザーを中心に行われており、いかに快適なUIやUXを提供できるかが、求人サイトの成果を大きく左右します。

スワイプLPは、従来の縦長デザインによる情報の流し見や、繰り返しのスクロールで感じるストレスを軽減し、レスポンシブに設計された画面が、必要な情報を指一本で直感的に探しやすくします。

これにより、モバイルでの求人閲覧をよりスムーズに体験させることで、エンゲージメントの向上や、企業理解に繋げることができます。

知っておくべき2つのデメリットとその対策

スライド形式の採用情報やコンテンツ配信は多くのメリットをもたらしますが、その一方でいくつかの課題や注意点も存在します。

しかし、これらのデメリットについても適切な改善策を講じることで、十分にカバーすることが可能です。

1枚のスライドあたりに掲載できる情報に制限があるため、伝えられる内容が限定的になるという課題が挙げられます。

特に、より細かな企業情報や働く環境について知りたいと考える求職者にとっては、情報量不足が離脱率の増加につながる恐れがあります。

この対処法として、各スライドに「さらに詳しく知る」「公式サイトを見る」などのリンクボタンを設置し、採用ページや詳細なブログ記事へのアクセスを促進しましょう。これにより、情報の分岐点を設けながら興味のあるユーザーを適切なページへ誘導でき、離脱率の改善にもつながります。

このように、スライド型LP特有の課題もありますが、離脱率の管理や運用工数の見直しなど、現状の運用体制を工夫することで、そのデメリットは十分に克服できます。最適な改善策と対処法を組み合わせて実践すれば、より効果的な採用活動や情報発信につなげられるでしょう。

【事例紹介】採用成功企業の秀逸な採用LPのデザイン3選

ここでは、採用LPを活用して採用に成功した企業の制作事例を、デザイン例やポイントと共に見ていきましょう。

まずは、今回比較した3サイトの比較表から見ていきましょう。比較表を確認すると、「数字×アイコン」「社員のストーリーの多面配置」「CTAを視界から消さない」などのポイントが明確にわかります。

デザイン要素アスザックグループ(高校生採用)自由が丘クリニックドクターズコスメティクス(未経験営業採用)プラン B(新卒総合職採用)
ファーストビュー「わくわくと成長でいっぱいのものづくりの世界へ」+明るいヒーロー写真「働きながら、きれいになれる。」水色基調で清潔感を演出「3年後に会社の中心で活躍できる人材を」成長志向コピー
ベネフィット訴求年休123日・残業17.4hなど数値アイコンで安心感社割・完全週休2日・高歩合など箇条書きで視覚的整理平均年齢29.1歳・従業員124%成長など拡大フェーズを数字で強調
ストーリー/社員紹介職種別 1 日タイムライン+先輩 10 名超の声指名 No.1 など成果付きインタビューで説得力新卒→室長へ躍進した社員ストーリーを複数掲載
文化・理念「畑から宇宙まで」挑戦を掲げる企業理念「美容の力で人を幸せに」CEO メッセージで共感Mission「!」と「♡」+3 つの SPIRIT(行動指針)
CTA 導線グローバル & フッターに ENTRY 常時表示電話+フォームのダブル CTA +スマホ固定バナー右上 ENTRY 固定 & 末尾バナーで二重設置
応募フロー見学 → 適性・作文 → 面接 → 内定(4STEP)説明会 → 面接 2 回 → 研修 → 配属(7STEP)エントリー → 説明選考会 → 面接複数 → 内定(4STEP)
採用LP制作の共通ベストプラクティス
  1. 数字×アイコン でワークライフバランスや組織規模を“安心材料”として提示
  2. 社員ストーリーの多面配置 で自己投影を促しエントリー障壁を低減
  3. CTA を視界から消さない ― 固定ボタン・追従バナーなど複線的な導線を必ず設ける

アスザックグループ(高校生採用サイト)―“ワクワク × 安心”を同居させた王道構成

アスザックグループ(高校生採用サイト)

参考:アスザックグループ(高校生採用サイト)

アザックスグループの高校生採用サイトは、全体的にやさしい色合いでまとめられた、清潔感あふれるシンプルなデザインが印象的なサイトです。スッと情報が入ってきて、読んでいて目も疲れません。

要所には青や緑のアクセントカラーが使われていて、信頼感や安心感を与えてくれるのも好印象。CTAボタンなどはしっかり目立つように工夫されていて、次に何をすればいいかが自然とわかる設計になっています。視覚的にもわかりやすく、気持ちよく読み進められる構成です。

セクション施策内容学べるポイント
ファーストビュー「わくわくと成長でいっぱいのものづくりの世界へ」+明るいヒーロー写真動詞スタート×感情語 で3秒以内に世界観を提示。写真を“笑顔+作業シーン”にすることで“楽しさ&リアル”を両立
数字ベネフィット年休123日/平均残業17.4h/社員1,680名などをアイコン化高校生だけでなく保護者・教師の“不安”を瞬時に解消。数値×グラフィックで可読性アップ
ストーリー設計職種別1日タイムライン+先輩10名超インタビュー「入社後の自分」を具体的に想像させエントリー障壁を低減。時間軸感情軸をセットで語るのがコツ
文化・理念「畑から宇宙まで」――未踏分野へ挑戦する企業DNAを紹介抽象コピーだけでなく“半導体・食品・宇宙素材の3例”で具体化→信頼度を底上げ
CTA導線グローバルナビ & フッターに常時ENTRYボタンスクロール中も CTAが必ず視界内 にある設計。スマホは固定フッターに集約するとさらにCV率◎
応募フロー見学→適性検査・作文→面接→内定(4STEP)をイラストで図示“高校進路室での一般的手順”と同一にすることで学校側の承認を得やすい

3 つの秀逸ポイント

アスザックグループ(高校生採用サイト)で秀逸なポイントは、以下の通り。これらの要件を満たしつつスワイプ型LPに落とし込めれば、エンゲージメントの改善が見込めます。

秀逸ポイント
  1. 「数字アイコン × ストーリー」二段構えで安心感と共感を同時提供
  2. CTA 二重設置(ナビ+フッター)で“いつでもクリックOK”の心理安全性を担保
  3. 4STEP 応募フローをヒーロー直下に置き、行動イメージ形成 → エントリー を最短化

自由が丘クリニックドクターズコスメティクス(ルート営業採用サイト)

自由が丘クリニックドクターズコスメティクス(ルート営業採用サイト)

※参照:自由が丘クリニックドクターズコスメティクス(ルート営業採用サイト)

自由が丘クリニックのルート営業募集サイトは、水色基調の清潔感あるデザインで、未経験者も安心して応募できる雰囲気。社風・仕事内容・サポート体制が順を追って丁寧に紹介され、読み進めるうちに自然とエントリーしたくなる構成です。

セクション施策内容学べるポイント
ファーストビュー「働きながら、きれいになれる。」+水色基調の清潔感デザイン自己投資ベネフィットをコピー1 行で提示し離脱を防止。色彩心理で“清潔・安心”を補強
共感・問題提起「美容業界が好きだが経験ゼロ…高収入を目指したい?」と悩みを代弁読者の“現在地”を言語化→“読む理由”を瞬時に醸成
数字 & ベネフィット訴求社割 50%/完全週休 2 日/高歩合率などを 箇条書き+アイコン で表示複数メリットを スキャン読み で把握できるレイアウトはスマホでも有効
研修・サポート座学→OJT→営業同行→資格取得支援まで 1 か月研修を図示未経験者の不安を解消し「私でも出来そう」に変換
ストーリー/実績「入社半年で売上 150%UP」など成果付きインタビューをカルーセル表示数字+体験談 のセットは社会的証明として強力
CTA 導線電話番号を大きく配置+入力 3 項目の簡易フォーム+スマホ下部固定バナーダブル CTA で“即電話 or とりあえず応募”の両導線を確保
応募フロー & 限定性オンライン説明会→一次面接→最終面接→内定→1 か月研修(7STEP)+「今期採用 5 名のみ」限定数を併記し緊急性を演出、フロー可視化で行動イメージを具体化

3 つの秀逸ポイント

自由が丘クリニックドクターズコスメティクス(ルート営業採用サイト)のLPで秀逸なポイントは、以下の通り。

秀逸ポイント
  1. “キレイになれる”自己投資コピー × 水色クリーン UI — 美容業界の期待感と信頼性を同時に訴求
  2. ダブル CTA(電話+フォーム)+スマホ固定バナー — 迷わず選べる導線 が CV を押し上げる
  3. 数字付きインタビュー+研修図解 — 未経験不安 → “できそう” へ心理転換する情報設計

PLAN-B(新卒総合職採用)―“ミッションドリブン × 爆速成長”で挑戦心を揺さぶる LP

※参照:PLAN-B(新卒総合職採用)

PLAN-Bの新卒採用サイトは、熱量あるメッセージとリアルな社員インタビューが魅力。シンプルで洗練されたデザインと構成で、企業の想いや働く人の姿が自然と伝わってきます。

セクション施策内容学べるポイント
ファーストビュー「3年後に会社の中心で活躍できる人材を」+成長感あるビジュアル強い“指名コピー”で挑戦志向の学生を一瞬でセグメント。ベンチャーらしいスピード感を演出
共感・問題提起「昨日までの当たり前を捨てよ」と IT 業界の激変を提示危機感を喚起し“自分改革”ニーズを引き出す。変化受容力を選考基準にリンク
数字 & 成長環境訴求従業員224名・平均年齢29.1歳・年成長率124%などをカード表示“若手でも裁量大・急成長中”を定量裏付け。数字は3~4件に絞り集中訴求
文化・理念Mission「世界中の人々に『!』と『♡』を」+3 SPIRIT(HEROSHIP等)行動指針を言語化し“自己一致判断”を促進。理念 → 行動 → 評価の一貫性を示す
ストーリー/実績新卒入社→室長昇進など躍進ストーリーを複数掲載“先輩=未来の自分”を可視化し、キャリアビジョンを具体化
CTA 導線右上「ENTRY」固定+ページ末バナー(二重設置)画面端・文末の両方で行動導線を確保し CV ロスを防止
応募フロー & 限定性エントリー→説明選考会→複数面接→内定(4STEP)+「2027年4月入社生限定」期日感とシンプルフローで“早めの行動”を誘導。締切日を足すと緊急性がさらに向上

3 つの秀逸ポイント

PLAN-B(新卒総合職採用)のLPで秀逸なポイントは、以下の通りです。

秀逸ポイント
  1. 指名型コピー × 危機感喚起 ― “挑戦したい学生”だけを的確に惹きつけるリード文設計
  2. Mission・SPIRIT・数字 ― 理念と成長実績を同時提示し“納得感ある魅力”を構築
  3. 二重 CTA + 4STEP フロー ― 最短導線と限定ターゲットで“すぐ動く”心理を最大化

このように、採用LPは様々な見せ方や訴求の仕方があります。そのため、制作する際にしっかりと作り方やコツやポイントを理解する必要があります。

次の章からは具体的な作成方法についてみていきましょう。

5ステップで簡単!効果を最大化するスワイプ型 採用LP(ランディングページ)の作り方

5ステップで簡単!効果を最大化するスワイプ型 採用LP(ランディングページ)の作り方

ここまで、採用LPでもスワイプ型LPが良いということを説明してきました。その中で、「自分たちでも作れるだろうか」と不安に思う方もいるかもしれません。

そこで、ここからはスワイプ型採用LPを作るための手順をフレームワークと合わせてご紹介します。

スワイプ型採用LP制作の手順
  1. 目的とターゲット(ペルソナ)の明確化
  2. 求職者の心を動かすストーリー構成の設計
  3. モバイルファーストを意識したデザインとUI/UX設計
  4. 実装とテスト運用
  5. データ分析と改善(A/Bテスト)

Step1:採用LPの目的とターゲット(ペルソナ)の明確化

まず、LP制作の土台となる目的(何を伝えて、どうなってほしいのか)と、ターゲット(誰に)のニーズを明確にします。

自社で求める人物像(ペルソナ)を、以下のように具体的に設定しましょう。

ペルソナ設定項目具体例
ターゲット第二新卒のWebデザイナー
年齢25歳
スキル実務経験3年、Figma・Adobe XDが使える
価値観裁量権を持って働きたい、チームでの協業を重視
課題・悩み現在の職場ではルーティンワークが多く、成長実感がない

このペルソナが抱える課題やニーズを、自社がどのように解決できるかを考えることが、心に響くLP制作の第一歩です。

Step2:求職者の心を動かすストーリー構成の設計

ペルソナが決まったら、その心に響く物語(ストーリー)を考えます。「1スライド=1メッセージ」の原則を意識し、情報を詰め込みすぎないことが重要です。

例えば、以下のような起承転結のフレームワークが有効です。

起承転結のフレームワーク
  1. 【起】共感: 「今の仕事に、物足りなさを感じていませんか?」(ペルソナの課題に寄り添う)
  2. 【承】課題提示: 「そのままで、あなたの才能は本当に輝きますか?」(現状のリスクを提示)
  3. 【転】解決策・魅力提示: 「当社なら、若手でもプロジェクトを動かせます」(自社の魅力とベネフィットを提示)
  4. 【結】未来像と行動喚起: 「3年後、市場価値の高いデザイナーへ。まずは話を聞いてみませんか?」(入社後の明るい未来を見せ、応募を促す)

また、キャッチコピーをターゲットに合わせて明確にする点やビジュアルをターゲットが好む傾向に寄せることも重要です。訴求軸を元にしたストーリーテリングを意識して構成を設計しましょう。

Step3:モバイルファーストを意識したデザインとUI/UX設計

デザインは「モバイルファースト」、つまりスマートフォンでの見やすさ・使いやすさを最優先に考えます。
UI・UXの観点では、以下の点を意識しましょう。

UI/UXで意識すべきポイント
  • ビジュアル: 高画質で魅力的な写真や動画をメインに据える。
  • テキスト: フォントは大きく、読みやすく。1文は短く、簡潔に。
  • 操作性: スワイプを直感的に促す矢印やアイコンを配置する。
  • CTAボタン: 「応募する」「話を聞く」などのボタンは、押しやすいサイズと目立つ色で、適切なタイミングに配置する。

Step4:実装とテスト運用

設計図が完成したら、スワイプ型LP作成ツールなどを使ってLPを形に実装していきます。

公開前には、必ず様々なスマートフォン機種やブラウザで表示崩れや動作不良がないかを検証する「テスト運用」を行いましょう。また、Google analyticsなどの測定ツールのコードを入れることも忘れないようにしましょう。

加えて、公開前最終チェックとして、同僚など、第三者に実際に操作してもらい、フィードバックをもらうことも非常に有効です。

Step5:データ分析と改善(A/Bテスト)

LPは公開して終わりではありません。むしろ、ここからがスタートです。各種ツールを使ってデータ分析し、改善を繰り返すPDCAサイクルを回しましょう。

分析と改善のサイクル
  • どのスライドで離脱されているか?
    そのスライドのコンテンツやデザインに問題がある可能性があります。
  • CTAボタンはクリックされているか?
    ボタンの文言や色、配置場所が適切でないかもしれません。

キャッチコピーや画像を変えた2パターンのLPを用意して効果を比較する「A/Bテスト」も、成果を最大化するために非常に有効な手法です。

特に、広告を回す場合などでは機械学習が非常に重要となるため、CV計測ができるようにGTMの設置なども必要です。ヒートマップ機能付きのスワイプ制作ツールを利用すれば、新たにツールを導入する必要もないため、そうした点も意識しましょう。

スワイプ型 採用LP(ランディングページ)の効果を高める3つのポイント

LPの効果を最大限に引き出すためには、単に制作ステップを進めるだけでなく、ファーストビューで訪問者の関心をつかみ、御社の強みや社風が伝わるコンテンツ設計を意識することが大切です。

また、信頼感を高めるための工夫や、具体的で行動を促すCTA(コールトゥアクション)の設置も欠かせません。これら3つのポイントを踏まえたうえでLPを構築することで、成果へとつながる反応率アップを目指せます。

ランディングページで効果を高める3つのポイント
  1. 印象的なファーストビューに仕上げる
  2. 社風や業務内容をわかりやすく伝える
  3. 自社の強みをアピールする

印象的なファーストビューに仕上げる

ユーザーがランディングページ(LP)を訪れた瞬間、最初に対面する「ファーストビュー」は、LP全体の印象を大きく左右し、このエリアで強く印象づけるためには、ターゲットとなる求職者のニーズにぴたりと響くキャッチコピーを設けることが不可欠です。

また、企業や職場の個性をダイレクトに表現したヒーローイメージや、ブランドイメージを象徴するビジュアル訴求を活用することで、「もっと詳しく知りたい」という導線を自然に作り出すことができます。

さらに、ひと目で目を引くアイキャッチを効果的に配置することで、ページ離脱を防ぎ、応募意欲を高めるきっかけを作ることが重要です。ファーストビューで伝えたいメッセージ・世界観を明確に設計し、ユーザーの心を捉える演出を工夫しましょう。

社風や業務内容をわかりやすく伝える

「社風が良い」「オープンな職場」といった抽象的な説明だけでは、企業の真の魅力はなかなか伝わりません。

求職者は、実際に社員同士がどのようにコミュニケーションを取り、どんな雰囲気で日々の仕事内容に取り組んでいるのかといった“リアル”を知りたいものです。そのため、会社としてのミッションやビジョンがどのように浸透し、組織のカルチャーや働き方にどんな影響を与えているのか、具体的なエピソードやドキュメントを交えて示すことが重要です。

例えば⋯⋯

チームミーティングの様子や1日のスケジュール、仕事に打ち込むメンバーの自然な表情などを伝えるコンテンツは、エントリー検討者に安心感や共感を生み出します。企業としての価値観や文化、そして仲間とともに目指す未来について具体的に発信していくことが、信頼関係を築き、より良い採用へとつながっていきます。

具体的なエピソードが重要

自社の強みをアピールする

自社が選ばれる理由を求職者にしっかりと伝えることは、採用活動において非常に大切です。

単に他社との競合比較をするだけではなく、自社ならではのUSP(独自の売り)を言語化し、その強みや魅力を具体的なエピソードや実績を交えて伝えましょう。

例えば⋯⋯

独自技術の開発に取り組んでいる姿勢や、業界内で注目されるユニークな福利厚生制度、個々の成長を後押しする独自のキャリアパス支援など、他社との差別化ポイントを明確にすることが重要です。

自社の強みを具体化しよう

これらをストーリー仕立てで発信することで、求職者にとって「なぜこの会社を選びたいのか」が明確になり、応募への動機付けにつながります。企業の強みを理解し、「ここでしか得られない経験が待っている」と思ってもらえるような打ち出し方を心がけましょう。

おすすめのスワイプ型 採用LP(ランディングページ)作成ツール5選【料金・特徴を比較】

まずはスモールスタートで効果を試してみたい、という企業にはノーコードツールの活用がおすすめです。

専門的な知識がなくても、直感的な操作で診断型スワイプLPを作成できます。

サービス初期費用最低月額費用スワイプ方向レスポンシブSEO設定A/Bテスト独自ドメインヒートマップ
SwipeKit¥0¥7,800〜縦・横
LPcats¥0¥29,000縦・横△(追加課金)
Squad beyond¥100,000¥107,800横のみ
tokify¥0¥0(機能制限)縦・横
Click¥0¥9,800縦のみ

これらのツールは、特にデザインのテンプレートや基本的な診断機能が用意されているため、制作工数を大幅に削減できる点が魅力です。ただし、複雑な診断ロジックや独自のデザインを求める場合には、機能的な制約があることも理解しておく必要があります。

アンケートスワイプLP制作ならSwipeKitがおすすめ

SwipeKitは、アンケート形式のスワイプ型LPの制作を行えるSaaSツールです。

月額の固定費用で作成・運用が行えるため、コストパフォーマンスに優れています。プロに外注すると、予算オーバーとなる方や、WordPressでの作成にハードルがある人にとっては非常にメリットのあるツールです。

項目内容
価格月額7,800円〜(OEMプランあり)
容量480 MB〜
サイト制作方法画像・動画をアップするだけ
CTA設定
独自ドメイン
動画型スワイプLP
診断型スワイプLP
看板型スワイプLP
アクセス解析タグ
スワイプ分析
A/Bテスト機能

画像や動画をアップロードするだけで簡単にスワイプ型LPを制作でき、アンケートLPにも対応しています。

CTA設定や独自ドメインの利用が可能で、アクセス解析タグ、スワイプ分析、A/Bテスト機能も完備。OEM提供にも対応しており、代理店や制作会社向けの展開も用意されているため、顧客にアンケートLPを提供したい広告代理店にも向いているツールとなります。

\誰でも簡単にスワイプ型LPが作れる/
SwipeKitについて詳しく見る
あなたのLPが今日から変わる!

まとめ|次世代の採用戦略へ。スワイプ型採用LP制作は実績豊富なプロにご相談を

今回は、新しい採用の形である「採用スワイプLP」について、その基礎から作り方、成功のポイントまでを解説しました。

この記事のポイントまとめ
  • スワイプLPは、スマホネイティブ世代に響く直感的なUI/UXが特徴
  • SNS広告との親和性が高く、視覚的なストーリーで企業の魅力を伝えられる
  • 5つのステップ(目的設定→構成→デザイン→実装→改善)で制作する
  • ツールを使えば専門知識がなくても制作可能

採用スワイプLPは、従来の採用手法の限界を打ち破り、優秀な人材を獲得するための強力な武器となります。しかし、「自社だけでの制作や運用に不安がある」「より高い成果を確実に目指したい」とお考えでしたら、専門家の力を借りるのも一つの賢明な選択です。

企画から実行、改善まで、自らも手を動かしてプロジェクトを成功に導く「プレイングマネージャー」として、お客様の採用活動を強力にサポートします。

採用スワイプLPの制作はもちろん、その後の広告運用や効果分析まで一気通貫でご支援可能です。次世代の採用戦略へ踏み出す第一歩として、まずはお気軽にご相談ください。